「グーニーズ」(実写映画)の感想

視聴環境:ネット配信

【内容】
出来の悪い子供たちが、街の地下にある秘密の入口から宝探しに出掛けるという物語。


【感想】
個人的には、何度か観ようと思いながら観ていなかった映画で、配信あるのを見付けて観ることにしました。
正直、大人になった自分が観るにはちょっとキツい部分もありました。
話の整合性とか、洗練された展開とかはなく、80年代の子供が喜びそうことのてんこ盛りのストーリー。
宝探しの場所も、秘密の隠し扉から、街の地下にある宝物を探すという子供の頃に妄想の中で思い描いたような物語がそのまま映像化されているような…
自分の子供時代の子供たちって、こんな感じだったと思って映画を観ていました。
今時の子供達と違って、子供たちが、騒がしく洗練されていない…
個人的には、なんかある種の泥臭さも含めて、色んなものが突きつけられているような気がしました。自分の根幹にあるしょうもなさや、泥臭いものを、再認識させられたような…
あと、映画の楽しさって、こうした雑多な見世物小屋とかアトラクションのようなものを詰め込んだ玩具箱みたいなものってあるよなあ、とか…
ある種、性的な描写もありますが、性の目覚めの前の雑多な快楽とか衝動みたいなものを見せつけられた気がしました。
玩具を売るためとか、可愛いの方程式的なものを洗練させていったものの先にあるものではなく、もっと生々しい感覚を感じた作品でした。

https://www.google.co.jp/amp/s/eiga.com/amp/movie/43934/

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