「東京リベンジャーズ」(実写映画)

視聴環境:テレビ放送

【内容】
うだつの上がらないフリーターの主人公男性が、昔の恋人を救うために、タイムリープして、過去を変える物語。
漫画原作のヒット作の実写映画。

【感想】
ほぼ期待しないで観たのですが、結構楽しく観れました。
北村匠海や山田裕貴、吉沢亮、今田美桜と言った今、売れっ子の俳優陣がゾロゾロと出演した、一種のスター映画な感じでした。
20代中盤以上の役者陣が高校生役という時点でかなり無理ありますが、2.5次元的な演出で楽しませようとしているなあと…
2021年で、日本実写映画として、興行第一になったというのも、わからなくはないなあと…
あと、作品のフォーマットとして、よく考えられているなあと思いました。
「タイムリープもの」×「不良モノ」という、それまでありそうでなかった空白の分野を狙った作品。
作品の構造としては、今、流行りで一大ジャンルと化した転生ものの構造を使っているのも、わかりやすいのだなあと…
あと、つねに大好きな彼女を死なさないために、タイムリープを繰り返しながら、彼女が死なない未来を実現して行こうということが物語の推進力となっている。
一様、ラストはこの映画単体で完結しているのも、良いなあと思ったりしました。

まあ、今度、続編作られることが決定しているとのことで、役者さんは色々と負荷の多い映画なんだろうなあと思ってたりもしました。
ここまで、大ヒットすると、まあ続編は作られるよなあと…

タイトルの付け方や、作品としてのフォーマットなど、よく考えられているなあと、感じた作品でした。

https://wwws.warnerbros.co.jp/tokyo-revengersjp/part2/sp/index.html

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