「僕らを作った映画たち ゴースト・バスターズ」(ドキュメンタリー)

視聴環境:ネット配信(Netflix)

50分ほどのNetflixオリジナル番組で、映画制作の裏側を描いたシリーズもので、「ゴースト・バスターズ」を特集した回。

映画「ゴースト・バスターズ」は、1984年制作の大ヒットハリウッド映画。
お化けが街を荒らしまわる公開当時のニューヨークで、背中にお化けを吸い込む掃除機のような機械でお化けを吸い込み退治していくというコメディー映画。

このドキュメンタリーしょっぱなでまず驚かされたのは、企画を立てたキャストの1人に、心霊関係の仕事をしている親類がいて、そのことから着想を得て、この映画を制作したとのこと。
そんな話ってあるっていうことをさも当たり前のように話していて、それもこのコメディー映画のテイストと相まって、もしかして冗談なのではと思いながらこのドキュメンタリーを観ていくと…
どうもこの話は冗談ではない本当のことのようめす。

劇場公開のため、企画が動き出してから10ヶ月で撮影から編集、特撮まで一気に仕上げなければならなかったとのこと。
そのバタバタとした制作の様を、現地でのインタビューや当時のスチール写真やメイキング映像。交えて解説しているところも見所です。
特に、劇場公開まであと僅かいう時期になっても、特撮は完成していなかったので、ほぼ8割型ワンテークで撮ったものを使ったのだとか…

個人的には、この映画に感じるエネルギーや勢い、ノリの良いテイストなど、こうした状況からきている部分も多分にあるのだろうなあ、と思ったりしました。

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