てんたこん

通信販売で買って頂ける、レジン作品を目指して。日々修行中です。 他にもTRPGのシナリ…

てんたこん

通信販売で買って頂ける、レジン作品を目指して。日々修行中です。 他にもTRPGのシナリオ作ったり、色々作るアカウント。議論には弱いです。 アドレス:tentacon.1010アットgmail.com (もしご依頼があれば、こちらのアドレスにどうぞ)

マガジン

  • 感想文

    何かを読んで、思ったことを語ります。 有料マガジン記事から書籍まで媒体は様々。

  • 日記

    日々思ったことを書いていくだけの日記です。 思い出話多め。

  • 【小説】一ヶ月監禁生活

  • 【魔界シリーズ】~夜彩~(ヤサイ)

    異世界(魔界)の鉱物を加工して作る、装飾品と小話をまとめています。

  • TRPG雑記

    TRPGについての文章です。雑記が基本。シナリオ投稿できたらいいな。

最近の記事

肩の荷が下りることについて

つい最近、色々な肩の荷が下りることが重なった。 それは主に自分が勝手に『荷』に感じていたことばかりで。でも、事実として確かに『荷』であったことに違いなく、そして一つ一つは『重荷』では決してないけれど、学期末の小学生みたいに種類を抱えてしまったものだから結果的にはなかなかの重さになっていたようだった。 肩の荷が下りた後、僕はよく体調や精神の調子が悪くなる。 これは本当にそういうふうにできている、としか言いようがない自分の構造だ。疲れがどっとくる、と言えば伝わりやすいだろうけ

    • 面白おかしいろくでなしへの賛歌(仮)

      昔のインターネットには、面白おかしいろくでなしがたくさん居た。 インターネットという便所の落書きに、誰に呼ばれるわけでもないのに集う暇人が、面白おかしいやりとりや壁打ちのような言葉を朝から夜中、日が明けてまた暮れて、そして何度も明けても打ち込み、書き込み、ログを消費していった。 場末の映画館のトイレのように通ってきた人間の痕跡が色濃く残る、けれど変わり者や変わり者で在りたい凡人しか近づかないような、そんなろくでなし達の世界。 僕は、いつかあの中に行けたらいいな、と思ってい

      • 冬の風に弱る日々もある話。

        風が吹いている。急にやってきた冬の風だ。 冷たくて、乾いていて、冷たい。そんな風だ。 風が吹くと桶屋が儲かる話ではないけれど。 こうして強い風が吹き付けると、なにか悪い方角に心が騒いでしまうというか。実際は追いつかない冬の衣の準備だとか、気圧の乱高下だとか、そういう季節の変わりめに巻き起こる有象無象が心身に響いて揺れ動いてしまう。 身体から繋がる精神的な「足場」が不安定だと「心」も不安定になる。 だからこそせめてもう少しゆるやかに季節は移り変わってほしかったけれど、お天

        • 煙草に夢を馳せる話。

          煙草を吸いたい、と思った。 きっかけは閉塞した情勢だったり、何かをしたくてもできないフラストレーションだったり。鬱の波や、立て込んだ忙しさ。それらしい理由は山ほど見つかる。 試しに家のベランダに出てみたけれど、気圧が落下してそうな空模様とひどく涼しげな風に上着が欲しいなと思って、すぐにブランケットがあるソファに戻った。 Twitterやnoteにはこうして少しだけ。知り合いと電話を繋いだ時にはいつもより多めな不満と愚痴がこぼれ出る。それでも少しすっきりすることには違いないか

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        記事

          休みが終わりつつある日々に。

          ずいぶんと、頭が軽くなった気がする。 それは物理的な問題ではなく(むしろ休養期間で髪量も体重も増えた)、 当然のように精神的な問題だ。 休み始めの頃を思い出す。とはいえ記憶は曖昧で霧がかかっているから、上手く回想ができないけれど。 ただ、ひたすら茫洋としているか、パニックになって泣いているか、寝ているかのどれかだったことは覚えている。 数少ない自分の記録(公開していないアカウントでの呟き)では、昼はパニック発作のようなものがよく出て、突然理由もなく過呼吸になったり泣いてい

          休みが終わりつつある日々に。

          精神の不調と休養なう。

          何から書き始めようか。 そんな一文を書いた後、しばらく指は動かなかった。 だから、手始めにどうして言葉に躊躇うようになってしまったのか。 濃霧が立ち込める頭から拾い集めようと思う。 最初は精神の調子が漫然と悪くなっていった。 頭の中がぐちゃぐちゃになって、呼吸も思考もばらけることがしばしば発生した。 他に併発したのは肩こりや腰痛。当たり前だ。在宅生活で精神の不調。外に散歩に行く元気も薄れていく。 何より。僕の仕事はテレビをたくさん見る仕事だから、『外に出ることは悪だ』と数の

          精神の不調と休養なう。

          人間を数で見たくない話。

          いま居る創作の界隈、その一部を見ていると、数を気にしている人を多く見かける。自分の作品にいくついいねがついた、RTされた、フォロワーが何人も増えた、減った、エトセトラ、エトセトラ。 僕自身も一時かなりそういうのを気にしていて、今回は何いいねだとかいくつ売れただとか。そういうことから自分なりの分析をして、次に生かそうとして……やめました。 何故こんな某加古川市出身構文(わかる人だけわかってね)になったのかというと、人間を数で見たくないと思ったからだ。 いいねの数。RTの数

          人間を数で見たくない話。

          大学にふらっと入れる世界に生きたい。

          大学にふと、行きたくなる時がある。 それはただ単に現実の仕事に疲れて空想の学び舎に帰りたがっている現実逃避だ、と言われれば「確かにそれもあるかもしれない」と答える他ない。 でも大学に行って卒業し、社会をある程度知って。その時間を経ているからこそ感じれる大学の良さがあり。そしてそれを甘受するには18歳から22歳という年齢は若すぎた、いや、幼すぎた、と思うことも確かにあるのだ。 大学の教授は、生徒に質問されることが好きな人が多かったように思う。 もちろん個人的な観測の範疇に過

          大学にふらっと入れる世界に生きたい。

          新社会人になれなかったみなさんへ

          ここまで来るの、大変だったろ。 しばらく此処で休もうじゃないか。 名前も知らない誰かの、夜更けの独り言なんかを読んだりしながらさ。 頑張り続けたあなたに、心からのお疲れさまを。 この時間にスマートフォンを開いて、名前も知らない誰かの独り言を読むなんて、相当疲れた御仁とお見受けする。完全にあなたの気持ちがわかるわけではないけれど、僕も同じだった。だった、と過去形になっているのは、ただ単にそうだった頃からそこそこ年月が経っているから、というだけだ。 僕も「4月1日から新社会人

          新社会人になれなかったみなさんへ

          在宅ワーク1周年、欲しい物2選。

          ・はじめに在宅ワークが始まって、一年経った。 去年の今頃を思い返してみる。自粛生活が本格的に始まり、様々な有象無象が中止やら延期やら決断を迫られた。 マスクが店から消え、著名人が亡くなり、五輪は延期。一方で政府からは布マスクのお恵み。我が家では今も大切に、それはもう大切に、結局どこにしまったかはわからないけれどきっとタンスの奥深くに保管中だ。 そんな次から次へとトピックスが舞い込む情報の嵐の中で、それぞれが大なり小なり「この先、世界はどうなっていくんだろう」と思い始めていた頃

          在宅ワーク1周年、欲しい物2選。

          『待つ』を過ごすこと。

          ふと、ひとつふたつみっつ、と指を折りながら数えた。 それは暗黙の閉塞が世界の底に流れるようになってから、 「色々落ち着いたら食事にでも行きましょう」と知り合いに言った回数だ。確かにそれぞれ別の人に4回は言っていたし、その全ては建前ではなく正真正銘、心からの言葉である。 色々大変そうだしせめて美味しいものを食べてもらいたくて。 年単位で会っていなかったから、近況報告をしたくて。 酒を片手に創作について語り合いたくて。 現実で会ったのは随分前だから、顔が見たくて。 ……エトセト

          『待つ』を過ごすこと。

          音楽って凄いなぁ、という夜中の語り。

          最近、ウォークマンが復活した。 在学中によく聞いていた曲が詰まったウォークマン。去年の大掃除の時に発掘していたそれは、同じ大嵐のような大掃除の時に充電の諸々やPCに繋ぐ諸々を捨ててしまったらしく、しばらく物言わぬ置物となっていた。 なんとかしなければ、と思いながらカレンダーのページを3回ほどめくったこの月に、ようやく精神的に余裕ができたからそいやっとPCに繋ぐ方を買い直して無事彼は音楽を流すという本来の目的を取り戻した。 音楽を聞ける媒体はどんどん進化していって、そして

          音楽って凄いなぁ、という夜中の語り。

          『如月』が終わった。その感想。

          僕にとっての2月が終わった。 2月に何をしていたか、という話をざっくりまとめると、 ・ぼっちの企画を練って、物語をひとつ連載し、七転八倒しながらなんとか完結させました。 という感じだ。下に添付したのは企画のフライヤーのようなもの。 これを作っている時が一番楽しかったかもしれない。 とかなんとか、なんとか企画自体は完結したので企画中に思ったことや、終わってから思ったことをつらつらと書き連ねていきたい。 Wordで1.5ページの企画書から、全ては始まった。 夜中の自分から

          『如月』が終わった。その感想。

          【2020】ままならないこともありました【雑感】

          執筆している現在、時刻は23時12分。きっと瞬く間に新年を迎えてしまうだろう。それだけ、今年は何もかもスピードが速かった。 僕はありがたいことに3月頃には在宅一本になったから、ただひたすらに家にいて、外食にも滅多に行かず、作ったり寝たりしながら過ごしていた。 総じて、2020年は「何もできなかった年」だ、というのが率直な感想だ。 とはいえ、作品コラボしたり、プレゼント企画やったり。資材屋さんに(頻度は少ないとはいえ)通ったり、ワークショップに出たり。はたまた池袋のパルコさ

          【2020】ままならないこともありました【雑感】

          FLASH終了のCM見て泣いた話

          まずはこの動画を貼っておきます。 サントリー公式がアップしている動画です。 インターネット、その中でも動画サイトに十年以上の思い出があり、かつ未視聴の方は是非見ましょう。 そしてタイトル通りです。FLASH終了のCM見て、泣きました。 平日ですが僕はシフト的に休日なので、休みの真っ昼間にぼろぼろと。 涙ですこし塩辛くなったカップ焼きそば、美味しかったです。 牛丼だったらもっとよかったのですが。 そしてもう一度見返してみました。その時は泣きはしませんでしたが、やはり素晴ら

          FLASH終了のCM見て泣いた話

          創作欲と、自信と付き合っていきたい話

          なんとなく何か書きたい深夜。これまたなんとなく創作欲と自信についての話をしたくなったので、そんな感じのことを書き連ねていきたいと思います。 一般、というものはよくわからないから結局自分の尺度で書き出さなければならない。 僕にとって創作欲というものは浮かんだり沈んだり、ひどく『揺れる』ものである。作りたい時かつ作れる時は寝るのも忘れて作り続けられるし、作りたくない時かつ作れない時はてんでだめなので屍になるしかない。 屍になった時の気分は最悪だ。いくら創作にアイデンティティの

          創作欲と、自信と付き合っていきたい話