[統語論・意味論]前提知識−木構造(2)
こちらの続き。
そもそも木構造はどうやって眺めるのか。
「長い髪の黒い目の大きな少女」の
解析結果を再度あげる。
実はこの結果は誤り。
正解はいくつかあって、
以下のようになる。
解析結果を見ると
「大きな」のは「少女」、「長い」のも「少女」
という解釈になる。
木構造をどう眺めると
そう解釈ができるのかを
説明する。
まず、
「大きな」のは「少女」
の眺め方について。
木構造の下の部分で
「大きな」と「少女」が別々になってる
ところから始まり、
上の方で合体して「大きな少女」
に変化している。
というふうに、下から上に読む。
(現時点で "○○-rule" の意味はわからなくてよい。)
さて、これで眺め方は
わかったのだが、
「大きな」のは「少女」
と解釈できるためには、
またステップが必要。
実はこの木構造以外にも
まだ構造がある。
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