200601 立花学園高等学校の教員募集を読み解く
皆様お疲れさまです。
本日の首都圏エリアの日本私学教育研究所の教員採用情報の更新は神奈川県では立花学園高等学校のみ。
そして、いきなり「読み解く」系のタイトルになってしまっているので、もうお気づきの人は多いのかもしれません。
募集されているのは2021年度の教員。
募集されているのは以下の科目。
◆英語
◆国語
◆数学
◆理科(化学・物理・生物)
◆社会(世界史・日本史・地理・政経)
要するに、主要5教科全てです。
理科と社会は必要なところ根こそぎという感じです(地学の先生方、申し訳ありません)。
募集しているのは常勤講師および非常勤講師。
一応、初任給229,700円とか、職務手当(?)5000円とか特別業務手当(?)2200円などの待遇が提示されている。
賞与は年2回、合計4.4ヶ月。
有給休暇は初年度12日。
非常勤講師だと1コマ3030円というのは割と良い部類かもしれない。
賞与は夏季一律60000円、冬期1.7ヶ月となっている。
あなたならどのように読み解きますか?
何が苦しいかというと、立地なのかなぁ、とも感じます。
住所は神奈川県足柄上郡松田町松田惣領 307-2。
なんと国府津から御殿場で4駅。
小田急小田原線と交わるところ。
交わるところなだけまだいいのかもしれない。
2方向からのアクセスがあるのかもしれない。
今まで自分の中で首都圏エリアということで、単純に1都3県だけを扱ってきた。
しかし、実際はほとんど静岡県に近いのかもしれない。
それでこれだけの待遇で迎えられるというのは、ひょっとしたら高いのかもしれない。
住んでいる地域とか、目指す教育像とか、担当したい生徒など、人によって様々かもしれないけれども、合う人は合いそうな気がします。
口コミを見ても(もちろんどこまでアテになるのかはおいておいて)ほのぼのとポジティブなものもある。
偏差値帯も39~50となっていて、合格する大学も日東駒専あたり。
そうは言っても、沿革とか見ちゃうと、おそらく大半の人は思うことは一緒だろうなぁ。。。
少し、Google Map上で引いて「高校」で検索をかけると、以外にも県立高校が近くに多くて少し驚いた。
このあたりの地域の子たちってどういう高校受験をしているのだろうか。
併願する私立も選ぶに選びきれていないのかなぁ。
逆に、学校側としたら、なんだかんだで人が集まっているのかもしれない。
それゆえのこの待遇なのかなぁ。
今日の求人は、思っていた以上に「立地条件」「競合他校」みたいなものを改めて考えさせられてしまいました。
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