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教員用の就職サイトって二極化している

本当に、意味のある使えるサイトと対して意味をなしていないほとんど使えないサイトとがあるように思っています。

順を追って説明していきます。

1.本当に教員向けだなと思えるサイト

最大手だと教員採用.jpが筆頭に上がるのではないでしょうか。

学校名がしっかり出ている、科目名もしっかりでている。

あとは、学校の方針だとは思うのだが、非常勤講師の授業担当予定時数とか、初任給とか、ボーナス月数とか、年齢に応じた年収モデルなんかも出ていた。

前半の情報は多くの学校が開示しているものだと思うんですけれど、後半の項目になるにしたがって、なかなか開示できない内容が増えてくる。

逆にこれを堂々と出せるのは中の上以上の待遇が提供できているという証拠なのかもしれない。

(待遇でいうと、本当にブラック校はもちろん表に出せないし、超ホワイト校も逆になかなか表に出てこないと思う。自分は「待遇がいいはず!」と思って飛び込んだ学校がそんなによくないパターンと、超ホワイトの2パターン経験している。)

2.あんまり使えないなと思ったサイト

ほとんどその他大多数は使えないと思っています。

理由を上げるとキリがなくて。

募集されている教科と身分の情報(専任とか常勤とか非常勤とか)は開示されているものの、学校名がオープンにされていない転職サイトが多い。

なんで?と思ってしまう。

一般の就職活動だと「企業名」がわからないまま転職活動をしているようなものなんですよ。

そのような状況でいい転職活動ができるのか疑問に思ってしまう。

しかし、◎◎線沿線とか、◆◆区とか情報は開示されているので、総合的に判断すれば、大抵の場合学校名までたどり着きます。

なぜ、そのひと手間をかけさせるのか。

それとも、そのひと手間を惜しまずに調べてくれるくらい本気な人に応募して欲しいという意思の現れなんでしょうか。

このひと手間が不毛だと思う最大の理由は「日本私学教育研究所」のホームページを見るとほとんどの場合、該当の学校名が判明するということ。

これに気付いてから、私は転職サイトをほとんど使わなくなりました。

変に断片的な情報しか与えられないよりは、最初から日本私学教育研究所のホームページにアクセスして、自分で気になる学校を選んで応募します。

じゃあ、逆に日本私学教育研究所のホームページに掲載されていないのに、教員向けの転職サイトにしか載っていない求人情報があるかというと…

私が経験した限りはほとんどないです。

全くないといっていいかもしれません。

掲載のタイミングにラグがあることはありました。

「あれ、日本私学教育研究所のホームページに無い情報が来てるぞ??」と思ったのですが、数日経過したらちゃんと日本私学教育研究所のほうにも掲載されていた、ということです。

だまって落ち着いて通知を待つのではなく、自分から定期的に情報を収集するということをしていればいいのだと感じました。

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