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採用担当者が本当にほしい人材とは!?【総務編】

こんにちは、転職できるくんの川辺です。

総務は組織全体を管理し、さまざまな事業活動が円滑に行えるようにする仕事です。
どんな業界でも、大手でも中小企業でも必要不可欠な部署、企業の中枢となるポジションです。

会社を支える総務の具体的な仕事内容や待遇、中高年で総務に転職するためにあれば有利なスキル、アピールポイントやアプローチ法をご紹介します。


総務の仕事とは?

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◆仕事内容
総務が担当する仕事は多岐にわたります。
その主な業務内容を見ていきましょう。

【備品管理】机や椅子、パソコンなどの備品管理や、消耗品や社用封筒・名刺などの管理を行います。

【福利厚生制度】寮や家賃補助制度、健康診断や社内でのサークル活動など、社員の生活福祉を向上させる制度の整備を行います。

【受付】社内外からの来客や電話、メールの対応など、組織としての窓口業務を担当します。

【個人情報の管理・保護】個人情報の管理・保護のための実務を行います。

【社内の冠婚葬祭】社員の冠婚葬祭に際してお祝いや電報などの対応をします。

【社内イベントの進行】入社式や記念行事、社員旅行など、式典・イベントの運営や進行を行います。

【防犯・防災対策】違法行為防止のための体制づくりや、大規模災害時のマニュアル作成などを行います。

【内部監査】業務活動が社内ルールに基づいて正当に行われているかを判断します。

◆業界や勤務先
規模の大小・業界を問わず企業にとって必要な仕事なので、勤務先もさまざまです。

◆魅力・やりがい
【会社の役に立っていることが実感できる】
会社組織にとっての“潤滑油”などと言われる総務の仕事。
人のサポート役としてのやりがいは実感できるでしょう。

【さまざまな部署の人と関われる】
総務は、企業全体に関わる仕事なので、あらゆる部署の人々と接する機会があります。
そのため、同じ組織の中で働く人同士の連帯感が得られ、現場の喜びを共有することもできます。

【経営者に近い立場で仕事ができる】
組織全体を取りまとめる、つまり経営者に近い視点をもって仕事ができるのも、総務の特徴であり、魅力でもあります。


知っておきたい「待遇」のこと

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次に、総務の待遇面を見てみることにしましょう。

【勤務形態】
・正社員
・契約社員
・派遣社員
・アルバイト・パート

※ほとんどの場合が正社員もしくは契約社員での採用ですが、アシスタントとして派遣社員・アルバイトが募集される場合もあります。

【給与】
▼正社員の場合
月給16万円~25万円 程度

▼契約社員の場合
月給15万円~20万円 程度

▼派遣社員の場合
時給1000円~1300円 程度

▼アルバイト・パートの場合
時給1000円~1200円 程度

※地域や個人の能力・経験によって異なります。

【勤務時間】
1日の平均労働時間は、8時間が目安です。
勤務先の状況や時期などによって、残業が発生する場合もあります。

【休日】
会社の休みに準じます。

【福利厚生】
各種社会保険は完備されているところがほとんどです。
ただし、週3日勤務のアルバイト・パートなどは適用外の場合があります。


40代・50代に役立つ!同職種から総務への転職成功ポイント

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総務の仕事内容や待遇がわかったところで、中高年での同職種から転職を成功させるポイントを見ていきましょう。

生かせるスキルや経験、採用担当者のアドバイスなどもまとめていますので、ぜひ読んで参考にしてください。

【あれば有利なスキルや経験】
◆総務の経験
総務は経験が求められる仕事です。
他企業・他業種からの転職であっても有利なポイントです。

◆マネジメント経験
キャリアを積んだ中高年ならではのマネジメント経験は、総務としての転職にも役立ちます。

◆総務系の資格
・社会保険労務士
よりよい職場環境をつくるための幅広い知識が学べる国家資格です。

【応募・面接時のアピール方法】
これまでに関わってきた業務内容を、どんな管理方法をしてきたかなど具体的に説明すると同時に、「入社後にはこんな仕事をしたい」などのビジョンを明確にしておきましょう。


【採用担当者からのアドバイス】
「専門性も身につけた経験豊富な中高年の方に、現場をまとめる役割をお願いしたいです」

「経営陣をしっかりサポートできる、社会経験豊富な方に来てほしいです」


未経験・ブランクのある中高年が総務に転職するには?

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次に、未経験もしくはブランクのある人が総務へ転職する際に役立つスキルやアピール方法、役立つアプローチ法をご紹介します。

【あれば有利なスキルや資格】

◆基本的なパソコンスキル
基本的なパソコンスキルは必須です。
会議用の資料作成も多いため、どのレベルまで使えるのかを具体的に説明できるようにしておきましょう。

◆コミュニケーション能力
社内のあらゆる部署の人に関わり、社外の人にも対応する仕事なので、コミュニケーション能力も重視されます。

◆事務処理能力
さまざまな事務仕事を担当するため、迅速かつ正確な事務処理能力が求められます。

◆総務系の資格
・社会保険労務士

よりよい職場環境をつくるための幅広い知識が学べる国家資格です。

【応募・面接時のアピール方法】
ブランクのある人は、経験があるので総務の仕事の流れは把握できていること、以前はどんな業務をしていたのかをできる限り細かく具体的に説明しましょう。

未経験の人は、資格取得しているか勉強中であれば、アピールしましょう。

また、総務の仕事は期限を守り、頼まれたことをきちんとこなすことが重要です。その資質のあることを過去の経歴から具体的にアピールするとよいでしょう。

【採用担当者からのアドバイス】
「社内外問わず、さまざまな人とかかわる職種なので、コミュニケーション能力の高い方できっちり業務をこなせる40代以上の方なら面接したいと思います」

【未経験からのアプローチ法】
実務経験が重視される仕事なので、中高年の未経験者にとって正社員採用は狭き門というのが現状です。

ただし、総務としてのキャリアをスタートさせたいなら、以下のようにアプローチしてみてはいかがでしょう。

1 アシスタントの仕事から経験を積む
派遣社員やアルバイトでアシスタントとして働き、経験を積んでから正社員として採用される道があります。

2 総務にも携われる一般事務などの仕事を探す
企業によっては一般事務が総務の仕事を兼任する場合もあるので、総務に携われる職種を探すというのも一つのアプローチ法です。

企業全体を管理する総務は、経験がものを言う仕事です。

未経験であれば、まずはアシスタントのポジションからさまざまな実務を経験し、キャリアアップを目指しましょう。


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