「金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん 仕事と人生の変わらない法則」 本田健著

audiobookの読み放題の契約をしていたのをすっかり忘れていて、久しぶりに聞いてみたのがこちらの本でした。

本田健さんは小冊子を配られた頃から存じ上げているものの勝手に資金運用でお金を稼ぐ人のようなイメージにすり替わっていました。

この本は町にヘッジファンド(本では「ヘッジホント」)がやってきてみんなそれに浮かれて失敗してまた新たな生き方を始めるような内容が寓話的に書かれた本なのですが、最後のまとめの章がとても良かったです。

ちょうど今コロナウイルスで国の分断や経済活動の停止など、今までの当たり前が当たり前でなくなって来ているこの時に読んで良かったなと思った本でした。

まとめのところで金融商品的なお金の世界と実経済のお金の世界の2つの世界になっていくという話と地域通貨の話が出てきてそこはとても刺激的でした。

僕も過去に仮想通貨で一喜一憂した経験があるのでここに書かれていることはよく分かります。

参考図書の紹介もしておられたので、それも読んでみようと思いました。

エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと (講談社+α文庫) (日本語) 文庫 – 2011/3/20
河邑 厚徳 (著), グループ現代 (著)

パン屋のお金とカジノのお金はどう違う?―ミヒャエル・エンデの夢見た経済・社会 (日本語) 単行本 – 2001/7
広田 裕之 (著), 子安 美知子 (監修)



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