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【例文付き!】添削をしてくれた人へ感謝を伝えるメールを送ろう!

エントリーシートや小論文、履歴書、報告書などを添削してくれた方へ感謝を伝えるお礼のメールは送っていますか?
添削をしてくれた方へのメールなので「きちんとした日本語で書かないと」とハードルが上がってしまうかもしれません。

「仲良しな先輩へのお礼メールはどのように書けばいいですか?」や「お礼を伝えるだけでいいのですか?」など、質問をいただいています。
今回は「添削をしてくれた方への感謝を伝えるメール」について、解説いたします。


1.添削をしてくれた人に感謝のメールを送りたいのですが、何を書けばよいですか?

感謝の気持ちを伝えることは、人間関係を深める大切なコミュニケーションの一つです。感謝のメールを書く際には、以下のポイントを心に留めておきましょう。

  • まずは感謝の気持ちを伝える

感謝のメールですので、添削してくれた方への労力を尊重し、最初に「ありがとうございます」や「感謝しています」など、感謝の言葉を率直に述べましょう。
ただお礼を伝えるだけでなく、「アドバイスのおかげで、自分の考えをしっかり盛り込むことができました」や「おかげでこの部分がより読みやすい文章になりました」など、添削がどのように役立ったかを具体的に伝えると、相手の方も喜んでくれるはずです。

  • 添削をどのように反映したか、添削の結果を伝える

添削をどのように反映したかを伝えることも大切です。添削はあくまでアドバイスの一つです。もらったアドバイスをどのように理解し、修正したのかを伝えることで、相手は自分の労力が無駄にならず、役立ったのだと実感することができます。
また、「試験に合格した」「エントリーシートに通過し、面接に進むことになった」など添削の結果や進捗を報告するようにしましょう。相手への敬意を示すことができます。


2.添削をしてくれた人へ感謝のメールを送るタイミングは、添削をしてもらった直後がよいですか?

はい、添削を受けた後すぐにお礼のメールを送りましょう。その場合は、感謝の気持ちを中心に書くとよいです。お礼のメールをすぐに送ることで、相手に「添削を受けて本当に感謝していること」や「添削が自分にとってとても役立ったこと」がより強く伝わります。

添削の内容を理解し修正してから、進捗や結果が分かってからなど、添削から時間が経ってからお礼メールを送りたい場合は、「遅くなってしまい申し訳ありません」とお詫びの言葉を添えることで、より丁寧な印象になるでしょう。この場合は、感謝の気持ちに加え、修正した内容や進捗、結果の状況なども具体的に書くとよいです。


3.添削をしてくれた先生に感謝のメールを送りたいのですが、目上の人に感謝のメールを送る時に気をつけるポイントは何ですか?

添削をしてくれた先生や学校の就職課の方、会社の上司など目上の人へ感謝のメールを送る際には、以下のポイントを心掛けましょう。

  • 敬意を示す言葉遣い

敬語を正しく使い、丁寧な言葉遣いを心掛けます。「お世話になっております」「いつも○○でご指導いただき、ありがとうございます」や「今後ともよろしくお願いいたします」などメールの冒頭や結びの言葉も忘れないようにしましょう。

  • 具体的な感謝の内容

何に対して感謝しているのかを具体的に書きます。例えば、「先日は私のレポートを丁寧に添削していただき、大変感謝しております」というように、具体的な事柄に対する感謝の言葉を添えると、相手に対する敬意が伝わります。

  • 簡潔さ

メールは短く、分かりやすい文章が好まれます。長すぎると読むのが大変になり、短すぎると感謝の気持ちが伝わらない可能性があります。適切な長さを心掛けましょう。


4.添削をしてくれた先輩や友人に感謝のメールを送りたいのですが、カジュアルすぎると失礼になりますか?

親しい先輩や友人への感謝のメールでは、あまりにカジュアルすぎる表現は避け、適度な敬意を示すことが大切です。しかし、必要以上に硬すぎると自然さが失われてしまうので、相手との関係性を考慮した上で、適切なバランスを見つけることが重要です。

例えば、「ありがとう」という感謝の言葉は、友人に対してはカジュアルすぎず、適切な表現です。しかし、先輩に対しては、「いつもありがとうございます」や「お世話になっております」など、少し敬意を示す表現を加えると良いでしょう。


5.添削をしてくれた人への感謝のメールの例文を教えていただけますか?

以下に、先生への感謝のメールと先輩への感謝のメールの例文をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。ただし、最も重要なのは、自分自身の言葉で感謝の気持ちを伝えることです。自分自身の感情を率直に表現して、相手に対する感謝の気持ちをより深く伝えましょう。

〈先生への添削感謝のメール 例文〉
件名:レポートの添削のお礼【○○大学 ○○○○(氏名をフルネームで)】
本文:
○○先生

いつもゼミでご指導いただき、ありがとうございます。
○○大学○○学部○○学科○年 ○○○○(氏名をフルネームで)です。

先日は私のレポートを丁寧に添削していただき、大変感謝しております。
先生のアドバイスのおかげで、課題のテーマであった○○○について、理解を深めることができました。またレポートの書き方についても学ぶことができました。

本当にありがとうございました。
引き続きご指導よろしくお願い申し上げます。

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○○大学○○学部○○学科 ○年
○○ ○○ (フルネーム)
◆mail :
◆TEL :
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〈先輩への添削感謝のメール 例文〉
件名:エントリーシート添削のお礼
本文:○○さん もしくは ○○先輩

こんにちは、○○です。
エントリーシートを見ていただき、ありがとうございました。
いただいたフィードバックのおかげで、大学時代の部活動での経験談を盛り込んだ私らしいガクチカの内容にすることができました。
志望動機や自己PRなどもまたアドバイスいただけると嬉しいです。

これからもよろしくお願いします。

○○○○(氏名をフルネームで)


6.添削の感謝のメールを送ることで、相手にどのような印象を与えることができますか?

最初にお伝えしましたが、感謝の気持ちを伝えることは、人間関係を深める大切なコミュニケーションの一つです。
感謝のメールを送ることで、あなたが「相手が時間をかけて添削してくれたこと」を理解し、感謝している気持ちを伝えることができます。

また、添削を参考にどのように修正したか、添削の結果を報告することで、あなたがフィードバックを真剣に受け取り、そこから学ぼうとする姿勢も示すことができます。

以上、添削をしてくれた人への感謝のメールの書き方についてご紹介しました。これらの内容を活用して、感謝の気持ちを伝えるメールを作成してみてください。添削をしてくれた人への感謝の気持ちを伝えることで、より良い関係を築くことができるはずです。

私たち文章添削士協会は、添削士全員が「認定文章添削士」の資格を所持している文章添削のプロ集団です。エントリーシートや小論文、履歴書、報告書などいろいろな文章の添削をお手伝いできますので、ぜひご活用ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご参考になれば幸いです。


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