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今を生きる15分間

日本は輸入物に弱い。古来からの伝統である”禅”は”マインドフルネス瞑想”として科学的に昇華され注目されている。ビル・ゲイツが注目したマインドフルネスは過去に囚われ、未来に怯えている僕たちが今この瞬間に注目するためのヒントをくれるはず。

■僕らの思考は過去と未来に縛られている

昔のことを考えては後悔に駆られ、未来のことを考えて不安になる。

眉唾ですが、人は一日6万回思考しそのほとんどがネガティブなものらしい。加えてほとんどが昨日と同じことを考えているとも。

なぜ無慈悲に過ぎていく”今”を全力で楽しむことができないんだろう。

目の前に集中することが出来ず、過去や未来に思いを巡らせてはなんとなく落ち込む。これに何の意味があるのでしょうか。

過去の失敗も、未来の不安も、今ここに存在しません。

唯一可変なものは、御存知の通り”現在”です。

今をただ純粋に、そして本気で踊った人間にのみどこかに到達できる。そう信じた方が楽に生きる事ができるのかもしれない。

■今を生きる練習法。マインドフルネス

マインドフルネスは基本的に瞑想のことを指します。アップルやグーグル、更にはプロスポーツクラブでも研修として取り入れられていると言えば、興味が湧いてくるでしょうか。

元々の意味としては「良い・悪いを抜きにして、『今この瞬間』に注意を向けている心の状態」のことです。

メリットとしては集中力が高まったり、ストレスが軽減したり、リラックスの効果があったりします。(あまりにも沢山あるので、調べてみて下さい)

実践するのは簡単です。今日からできます。

静かに座って、自分の呼吸に意識を集中させる。気が散って他のことを考え出したら、再び意識を呼吸に戻す。簡単に言えば、そういうことになります。(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50060)

日本では1980〜1990年代の痛ましい事件によって、宗教 に関することが一部忌避されてきたかと思います。

もちろん瞑想というキーワードから連想されるように、元々は上座部仏教の瞑想法に由来します。

ただ宗教的行為と混同されがちなマインドフルネス自体は、その文脈から切り離されたものとされています。

つまり、宗教的行為としての瞑想でなく、”利益”を得るための行為としてマインドフルネス瞑想は定義されているのです。

過去でも、未来でもなく現在を感じ15分間を1日に組み入れるのはいかがでしょうか。

■今回の放送

夢を語る起業家のたくやと、若手アントレプレナーのしゅーにー、映画バカ金融マンのりんさん、20代中盤の3人で音声コンテンツ「天才に打ち勝つ凡人の小噺」をHimalaya、Radiotalkにて配信中。

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