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真の中二病とはこういう事だ!炎に消えた異端者、ジョルダーノ ・ブルーノ(後編)

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ジョルダーノ ・ブルーノ(1548-1600)
現代的過ぎる宇宙を唱えて火刑にされた異端者(中二の鏡)
仕事 : 物書き、教師 (哲学、記憶術、天文学)、神父(後に破門)
趣味 : 禁書を読むこと(エラスムス『愚神礼賛』等、古代エジプトの魔術書、異端派の聖書)
主な活動場所 : ヨーロッパ諸国(放浪)

炎に消えた異端者、ブルーノ。彼の最後のセリフは冒頭の「宣告を受ける私よりも、宣告を下すお前たちの方が、真理の前に恐れ慄いている」だったそうです。その一部始終を、たまたまイタリアに留学にきていたガスパール・ショップと言う学生が目撃し、あまりの衝撃に詳しく手紙を書いちゃって歴史に残っているらしい。
遺灰は近くのティベレ川に投げ捨てられたらしいです(拝)。キリスト教から破門されると、葬式どころか埋葬すらしてもらえないんですね。

そんな悲劇の哲学者ですが、19世紀に再び脚光を浴びて、今は火刑になったローマの広場で銅像になってます。

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今回、2週間どころか1ヶ月以上かかってしまいました…。いや、この人物ルネサンス魔術とか分かってないとホントに難しくって…(言い訳) 。一片でも波乱万丈でカッコよい人生が伝わると良いのですが。
次からはもう少し頻繁に更新したい。

今回のネタ参考資料はこちら:
ルネサンスの偉大と頽廃―ブルーノの生涯と思想 (1972年) (岩波新書) 
無限,宇宙および諸世界について (岩波文庫 青 660-1)
ジョルダーノ・ブルーノの哲学―生の多様性へ (シリーズ・古典転生)
Giordano Bruno (映画)
※本作品は実際の歴史上の人物を元にしたパロディです。実際の人物像とはかけ離れている部分がありますので予めご承知おき下さい。

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