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PDCAはやめろ!?ロジカルシンキングを伸ばすための改善思考とは

こんにちは。世のなかのPDCAファンを一瞬で敵に回した天平です(笑)いや、PDCAが嫌いなわけじゃないんですが、PDCAに頼りきりな人に一言申したい!という記事になります。

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PDCAは「1つ」の業務改善には力を発揮する!

ある「1つ」の業務において①計画して、②実行して、③評価して、④改善する。これをぐるぐる回しながら業務改善を進めていくプロセスは素晴らしいです。

ただ、これは「1つ」の業務において適応されるもので、他の業務への適応は考慮されていません。そこが少し物足りない部分なのです。

図3

経験学習サイクルとは?

PDCAサイクルと似ていると感じる人もいるかもしれません。でも決定的な違いは「抽象的な概念化」になります。

これをわかりやすく解説すると「ある特定の状況での気づきを、他の状況でも適応可能なように言語化する」と言えます。

図4

PDCAでは「魚釣り」という目的(業務)から脱することなく思考していきます。なので、狙っている魚種の好みの餌は何か?と考え、次にそれを使うようにします。(これはこれで必要な思考)

一方で経験学習サイクルは「他の状況でも活かせる」ように思考していきます。上の図のとおり「魚釣り」という経験から仕事の場面などにも活かせるように気づきを言語化していくのです。

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ロジカルシンキングには概念化!が重要

情報を構造化するには「つまり、まとめるとこういうことだよね」といった概念化の能力が求められます。この能力を鍛えるには、日ごろから経験学習サイクルを回すのがオススメです。

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市場価値を高めるには?

労働市場においてPDCAサイクルを回せる人は多いです。しかし経験学習サイクルを回せる人は少ない。

もしあなたが市場価値を高めたいなら、経験学習サイクルを意識した思考習慣をつけていくと良いでしょう。

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