イシューの「わかりにくさ」を超えていけ!
ロジカルシンキングでは「イシューが重要」だと言われていますが、この「イシュー」という言葉がとにかく「わかりにくい」。今日はここについて考えていきたいと思います。
辞書の記載から「わかりにくい」(笑)
辞書で「ISSUE」の意味を調べるとこう書いてあります。
・重要な話題
・問題、課題
・論点
議論には「ここは外せないよね」という「重要な話題」から「そこは枝葉の話」という「軽め?の話題」まであります。(軽い=不要な話題、ではない)
イシューを「論点」と捉えると「重要な話題から軽めの話題まで」議論で扱う話題はすべてイシューと言える。でもイシューを「重要な話題のみ」と限定する捉え方もできる。ここが「わかりにくさ」の1つ。
もう1つ、上記は「議論」という文脈で扱っていますが「問題、課題」という意味でイシューを扱うのであれば「議論」のあるなしは関係ない。つまり、1人で考える「問題、課題」もイシューと捉えることができる。
結局イシューって何なのさ?
イシューは「重要な話題」や「問題、課題」や「論点」といった微妙に異なる言い回しで使われる。その中でも共通しているのは「イシューをとらえろ」や「イシューをズラすな」ということ。
つまりイシューとは「いま考えるべきこと」という表現で異なる言い回しを包み込むことができるのではないでしょうか。
という定義を自分なりにつけたところで、相手が同じ定義とは限らない。なので、その状況をよく考えて「相手はどんな意味合いでイシューという言葉を使っているんだろう?」と確認しながら進めることが重要です。
実践的なイシューの使い方
私は会議の準備段階、会議中、トラブルが起きたとき、夫婦の会話など、あらゆる場面で以下のような問いかけをしています。(基本、自分に)
・この状況でイシュー(いま考えるべきこと)は何だろう?
・このイシュー(いま考えるべきこと)はズレてないかな?
イシュー(いま考えるべきこと)がズレていると時間の無駄。めちゃくちゃ頑張って作ったロジックも「不要の産物」になる。だからロジカルシンキングには「イシューが重要」だという話です。
それでもイシューが「よくわからん」
という方には ThinQ Home で教えます。私の胸に飛び込んできてくださいw
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