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人権から見た宗教とは

 今日は『人権』という点から、宗教と思想について考えてみたいと思います。世界人権宣言では、どの様に書かれていているのかを見ながら解釈していきたいと思います

【世界人権宣言】
 第18条 すべて人は、思想・良心及び宗教の自由に対する権利を有する。この権利は、宗教又は信念を変更する自由並びに単独で又は他の者と共同して、公的に又は私的に布教・行事・礼拝及び儀式によって宗教又は信念を表明する自由を含む
※ここでの、ポイントになるのは『宗教又は信念を変更する自由』という条文である。これは、親が信仰していても、子供は、自由にこの宗教や価値観を全否定でき、違う宗教に変える自由を得ているという事を明文化しているのである

 第19条 すべて人は、意見及び表現の自由に対する権利を有する。この権利は、干渉を受けることなく自己の意見をもつ自由並びあらゆる手段により、また、国境を越えると否とにかかわりなく、情報及び思想を求め、受け、及び、伝える自由を含む
※ここでのポイントは『干渉を受けることなく自己の意見をもつ自由』という点で、全てにおいて、干渉を受ける事は、自己の考えを否定することになるという事である。故に、全否定することも、大事な『自己の意見』であると解釈できる

 第20条 ①すべての人は、平和的集会及び結社の自由に対する権利を有する
 ②何人も、結社に属することを強制されない
※ここでのポイントは『結社』に自由に関与でき、自由に参加したり、自由に退去することを意味している

これまでの、条文からも、如何にして『統一教会』によって、多くの人間が損害を被ったことが証明できたのではないだろうか

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