鏡うつし

『新月の問い満月の答え』で
満月の答えを引く日がやってきました。
今日は蟹座の満月。
私のネイタルチャートには蟹座に天体は入っていませんが、DSCが蟹座にあります。

今日引いたカードはこちら。

ⅩⅠ 正義 逆位置です。
このところ大アルカナが続いています。

新月で魔術師を引きましたが

似ている、と思ったのです。
色味も、描かれている人物の手の配置も。
右手を上げ、左手を下にしている。

数字は1から11へ。
きのうの記事とリンクしますが、11という数字はオーラソーマでは特別な意味を持ちます。

私はこんなふうにとらえました。正位置であれば正しい判断、というメッセージであるところ、逆位置で出ている。
正しいか正しくないか、公平かそうでないか、それを意識しすぎる必要はないと。
新月に立て直した問いは『揃った材料をもとに、発信したい/伝えたいことは何ですか』
→いまのところ『それ』と呼んでいるものについて深いところまで書いていこうと思って、noteで少しずつ書き始めているところです。

インナーチャイルドは繊細です。チャイルドとは言っても誰かの目に実体として見えるものではないのでこれは『概念』ということになります。たくさんの方が研究され、本を執筆され、セミナーがひらかれ、ワークショップがおこなわれています。私はいったい何者なのかと言ったら、何者でもありません。ただ並走してもらっているような感覚と、絶対に離れることがないという自信があるだけです。

私は誰に向かって『それ』についての発信をしようとしているのか。たくさんの人たちにではないことは確かです。ひとりでもふたりでも、必要とする人がいるなら、その方に届けばいいと思っています。それなのに、権威ある人たち、実績のある人たちに怯えているところがあったのです。うかつなことは言えない、公平さやバランスが大事、どちらにも偏らないようにと。叩かれるのがこわいから。まあ、心配しなくても私の書いたものを権威ある人たちがお読みになることはないと思うけれど。

ようやくスタートに立った自分を(しかも、何度目かのスタート)そのまま押し出していく前に誰かの話を聞いて自信をなくしたり、誰かと比べてこれではいけないと思ったり、そうやって自信をしぼませてきたのは正義の女神のもつ天秤であったのではないかと。

いったい私は、何と自分(の意見)を釣り合わせようとしていたのか。釣り合えば出してもよく、そうでなければ出せないのなら、それはもはや意見でも考えでも何でもないのではないか。

たくさんの人にあたりさわりないことを言うために数年もかけて取り組んできたのか。
たったひとりのひとの心に届くメッセージを伝えるためであったのではないか。

オーラソーマで11が重要で、特別な意味を持つのは
1という数字が I (私)を表し、11は鏡うつしの自分を表すから。
見たくないものもうつすけど、見えてなかった素晴らしいものもうつしてくれる。向かい合わなければ気づかないいろいろを教えてくれる。そしてこの一部がインナーチャイルドであり、さらにその一部が煌めく『それ』であるのです。
『それ』について書くことをためらわず、何度も加筆修正しながらでいい、ライフワークとして取り組んでいきたい。

2020年さいごの満月に、素晴らしいギフトを受け取ったような気持ちです。私の読み方は『まちがっている』かもしれません。それでも、私は魔術師から教わったもの、今日の正義逆位置のカードから受け取ったものはこの2020年を総括するようなものだったと思います。これからもたいせつにしていきたいと思います。

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