なにを大切にするか

あっっっっっという間にART in YOUでの活動も今年最後を迎えました。7月から活動をはじめさせていただいているけれど、それにあたっては何度も深く話をして、ご了承いただいたというかたちです。厳正なる審査?(笑)
最終日だった28日には予約はなく、私は新しくこしらえた手作りチラシをこれまた手作業で1枚1枚カットするということをさせてもらいながら、たくさんご主人ともお話をしました。もの(私の場合はほとんどが『サービス』ということになるけれど)の売り方、ものの値段、協会ビジネスについて思うところ、などなど。

いろいろ自分でやってみてきた私は、『セルフブランディングとは』とずっと言い続けているコンサルタントの方の発信されているメルマガを、10年以上前から読んでいました。読みはじめた当初は独身でしたし、今よりまじめに考えていたかもしれないです。ブランディングにはいろんな方法も考え方もあるでしょうが、私はその方のいちばん大切にされているものの話がとても響いて、わからないなりに読んできました。
自分がこの先どうしたいのかをあらためて考えるようになった頃、力を向けるのはこういう方面ではないなと感じて読むのをやめたのですが、
なんと。
それから数年たって、今。わたしのまわりの人たちがそういう話をし始めたのです。
少し前にちょっと、いや かなり不愉快に感じた話もそうです。
タイムラグがありすぎるのです。そして感じたことは、どんなに事務的で冷静であっても『ほんとうにそれを心の底から思って言っている人』と『誘導のためにテクニックでそれを言っている人』とではぜんぜん違うっていうことです。
わからないなりに読ませていただいていたメルマガは、熱かった。でも押し付けがましくなかった。無料だったけど、私はその温度を、熱量を受けとるために読んでいたのかもしれないと、いまごろ気づかせてもらいました。

さてさて話がそれましたがチラシのカッティングだけでこれが最終日の活動とはもったいない。
TAZNさんがマイカレで公表されている『ゆく年くる年スプレッド』というのがあります。この場所、この空間でのゆく年くる年がみてみたくなり、引いてみました。

左:ゆく年:カップクイーン
右:くる年:月

このART in YOUという空間に出会ったこと=ご主人との深い関わり。目を肥やすような素晴らしいARTに囲まれた空間で、つぎつぎにご主人の手から生み出されるARTが加わっていくさま、それを見ながら自分の内側にあるARTも育ませてもらった今年でした。まさにここで始めさせていただいている深海セッションは、毎回がARTです。
ご主人との会話からフリマ→マルシェという活動もかたちになり、次を楽しみにしてくださる方も増えてきた。ちいさなちいさな、心の交流の場。

それを踏まえて、くる年は月。
興味深いのがクイーンの顔の向きや表情と月が似ていること。クイーンはカップをじっと見ていて、月は目を閉じている。見えないものをみようとする。より心のことをふかく探究していくことになるだろうと思っていたことが出ている感じです。まだわかっていないことも多い世界で、人の気持ちはこれはこうですとは断言できない。見せかけにとらわれないために目を閉じているのかもしれない。自分の世界や妄想に入り込みすぎないようにと犬が警告を出しているのかも。
カップクイーンから月、どちらも『静』であるようです。非日常的なこの空間で、ざわざわした俗世から静寂へ。
月のカードは不安とか恐れを表すと言われますがまさに持ち込まれるのは不安や恐れ。セッションでぱあっと明るいお顔に変えていくこともできるだろうけれど、『不安でも進む』『怖いけどやる』を選択してもらうこともできるはず。そして誰よりも私が、それをできるはず。

手始めとして、立春以降にセッション料金を改訂することにしました。怖いけど、マーケットでひと足さきにその告知をはじめました。
コワイコワイ。でもやってみる。
新しいチラシを「置かせてください」と営業にも行くのだ。コワイコワイ。でも。やってみる。



よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは活動費に使わせていただきます。