揺れてなんぼ

地球暦の取扱店になってちいさな茶話会をはじめた頃、
その会を新月と満月に設けて、そのなかでみんなで瞑想をしたりしていました。
その時々で二十四節気のお話や朔弦望(月の満ち欠け)、土用のお話や潮汐の話など、いろいろなお話をしながら、参加されるみなさんからのシェアもいただいて、それはそれでとても素晴らしい時間だったのだけど、
しばらくするとどうもタイミングがあわなくなってきました。

いくら地球暦のユーザーであっても、ほとんどの人は七曜日四週余日の、マス目のカレンダーに生きているのであり、会をひらくにあたっては第二水曜日、とか最終金曜日、みたいな固定のほうが実は都合がいい、という人も多かった。(お子さんのいらっしゃる方が多かったのもあります)
あともうひとつは、新月満月にあたる日にはその当時、ほかにもイベント事がちょこちょこ開催されていたりしたのもあります。ヨガの集まり、クリスタルボウルの演奏会、瞑想会などなど。濃ゆい島ですね。

それから…当然といえば当然なのですが
文字通り潮が大きく満ちて大きく引く、大潮にあたるため気持ちがグワングワンに揺れてしまい、イライラが出たり落ち着かなかったりという方も(そういうことを正直に話せる場であったことも素晴らしかったと思うのですが)いらっしゃったりして。

そこで茶話会を上弦、下弦にスライドさせていったのですが、波が穏やか=私たちの気持ちが落ち着いている=特別感がない→忘れる、のパターンに陥り、参加される方は少なくなっていきました。(それでも、マンツーマンになってもしばらく続けていました。)

今日の満月で久しぶりにグワングワンに私も揺れてしまったのだけど、
穏やかでいようとか、そうだ瞑想でもしようとか、そういうの、まあ無理じゃないか、そりゃそうだよな、って思ったんです。投げやりに聞こえるかもしれないけど、海辺に立てばわかります。

*でも、もし私に『釣り』という趣味があったら?
そのときは、どんなにしてでも竿を担いで行っているかもしれない(笑)

今日ひいたのは#新月の問い満月の答え
満月の答えは大アルカナ、死神でした。

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何を終わらせて次に行くのか。何を手放して行くのか。
答えとして出ているはずなのに何故だろう、
問われているようにも感じてしまう。

新月にカップペイジを引いて以来、ずっと揺れていたココロ
満足をゆるすか、という大きな問いかけもあった。
答えとして出た死神のカード(実は嫌いじゃない)から何を受けとるのか、それをまた、主体的に求めていく旅。

新月も満月も、揺れてなんぼだ。



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