脳卒中後遺症の治し方 手のひら先生の高麗手指鍼療法 70
10年間を開けて脳溢血と脳梗塞をそれぞれ発症してしまいました。
誰も治してくれない治せないので、自分で治しています。
救急措置はなんといっても西洋医学ですが、脳疾患の後遺症治療は鍼治療しかないと思います。
この10年間に私独自の理論と治療法が出来てしまいました。
絶対治してみせるぞと火事場の馬鹿力を出してしまいました。
それまでなかなか突破口を見つけられなかったのですが、なんという幸か不幸か突然アイデアが湧いてくるのです。
そこから新しいツボが見つかり、新しい理論を立ち上げ、治療法も見つかるといった10年間でした。
1、脳溢血後遺症が治りきれていなかった
40歳から勤労学生を3年間その後の研修期間を入れれば、ほぼ10年間は緊張の連続でした。
その結果の脳溢血でした。
その後どうしても脳のツボを発見しなくてはと言う一念で、あれほど手に入れられなかった人体組織が入り、それまでなかった臓器器官脳神経のツボを見つけることが出来ました。
ツボの発見は画期的なことですが、鍼灸師のほとんどは分からないことでしょう。
偉そうに言うなわけではなく、治療する場が違うのでそのように言うことが出来るのです。
そんな時長い間高血圧が続いた原因を知り、そのメカニズムを理解した途端に治療が完成しました。
NHKの造語ですが「キラーストレス」の簡単治療が完成しました。
たった3本の鍼を刺すだけで、脳の扁桃体の興奮を鎮め、副腎のコルチゾール分泌を抑えることが出来ます。
新しくツボを見つけたせいでこのような治療ができました。
ただし脳溢血の後遺は完全に治りきれませんでした。
本には治し方なんて書いてないからです。
2、とうとう脳梗塞を発症してしまいました
突然脳梗塞はやってきます。
考えればあれが兆候かというものはありますが、ほとんど無自覚なところに突然襲う災害のようなものです。
実際は10年前からじわじわと血栓は出来ていたはずなのです。
血栓の予防をする術はありません。消し去る方法もありません。
食事 運動 検診に力を入れよう、どれも無力でした。
普通に生活できている中では、このようなスローガンも無力です。
3、脳溢血後に妹のパーキンソン病を治しました
妹のパーキンソン病がひどくなる一方だったので、その治療法を考え完成まで10年かかりました。
その間それまで考えられなかった鍼と進化を結び付けた理論と治療法を完成させました。
身内を治そうというエネルギーは大きいものです。
新しい理論を考え出すだけでは不足です。
古くからある理論は疑いもなく使われてきました。
それを出来る限り再検証すれば、新しい理論構築が出来ることが以下の経験から実感しています。
4、左半身の後遺症を治せません
理論を完成させ本にまとめたのに脳梗塞になりました。
脳梗塞の影響でやる気が失せて、うつ病のようになってしまいました。
医師に「うつ病のようになってしまった」と言うと「そんな元気なうつ病はいない」と返されました。
しかし左半身の凝り、痺れ 冷えはほぼ1年続いていました。
それが動作の不安定にも影響していました。
いろいろ工夫して治療してきましたが、なかなか改善してきませんでした。
5、逆転の発想で改善
SA(サウンド・アキュパンキュチャ)と商標登録した治療法は、私の発明した治療法です。
入院時に鍼治療をしましたが、その時何を治療すれば良いのか分からなかったので、原点に戻った鍼治療を行いました。
そのことを思い出して音に代えて作曲しました。
伝統的な鍼理論からははるか離れた治療法です。素人のような鍼治療です。
ところがこれが変化をもたらすことになりました。
毎朝の日課のごとく起こっていた腹痛が消えました。
腸を下って食物が通過する時に痛むのかと考えていましたが、それだけではなかったのです。
起床してしばらくしてからお通じが来て、その2時間後には下痢していました。
それが起床と同時に排便が起こり、下痢はなくなりました。
起床時に感じた腰痛がないことに気が付き、起きた時のふらつきがありません。
ふらつきは腰のツッパリからくるものでしたから、その原因が消えた結果でした。
鍼灸の理論を探して考えていれば、今までのように堂々巡りを繰り返しているでしょうね。
この経験からこれからもこれからは、東洋医学理論はすべて疑って行こうと考えています。
脳卒中後遺症の治療も根底から考えていかないと、鍼治療では効果を得られないかもしれませんね。
まとめ
1、突き詰めて考えるとアイデアは気っと出てくる
2、東洋医学はほとんど進歩していない
3、源典はアイデアの宝庫だ
4、公理も定理も疑ることは大事
6、誰も治してくれないから自分で治す
私のホームページはこちらです。「手のひら先生のリウマチ相談室」
次の本は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。
サウンド・アキュパンキュチャは本の最後に数ページですが記述しております。
一般の方には病気を治す鍼治療とはどういうものか理解できるように書いてあります。さらに私なりの簡単自律神経調整法を図解しております。
最後まで拙い文章をお読みいただきありがとうございました。感謝いたします!!
サポート頂いたら最先端の医学雑誌と、最先端の進化論本を購入し難病治療研究に役立てる予定です。