雨が苦手な瀬織津姫。
ザブザブざぶざぶ。
本日の仙台は雨模様。
昨日スタッフを連れて
温泉&禊を行ってきてよかった!
皆さんは、雨の日お好きでしょうか?
台風なんて関係ないオトコ。
天女は、
室内から雨を感じるのは好きなのですが
屋外で雨に打たれるのは嫌いです。
足先から冷えていくのが大嫌い!
大雨の日に思い出すのは二年前。
台風直撃の大分県・由布院で
まったりのんびりしていたところ。
九州男児の彼が急に「夕飯は外に食べに出よう」と言うのです。東北から来ている私に九州を満喫して欲しかったのでしょう。
九州といえば、夜の居酒屋。焼き鳥。
雨の中、散歩がてら近くの居酒屋へと
向かうことになりました。
(雨の日の由布院。絵になります。)
しかし、行けども行けども店がない。
なかなか現れない!!
そのうち、雨が滲みてきて靴中までグショグショに。靴下まで濡れてくると私の顔も湿ります。
たかが、雨。されど、雨。
なぜこんなにも人の心を左右するのでしょう。
やっと着いた居酒屋さんの暖かさ、はじめて食べた九州の焼き鳥・豚バラの格別なこと。
忘れられない思い出です。
それから私が雨に弱いことを察した彼。
雨が降るときには少し行動を
気にかけてくれるようになったのでした。
イタリアにも梅雨がある。
イタリア(ナポリ)では、10月にスコールのようにザーっと雨が降ることがよくあります。
わたし達の滞在するヴィーコエクエンセという街は、坂だらけ。おまけにヨーロッパは石畳みなので水捌けが大変悪いのです。
雨の降った日なんかは、山から海に向かって街中を滝のように雨水が流れていきます。
そんな時は、風も強いので
レインコートがマストアイテム!!
日本でレインコートを使うことなんてあまりないのですが、イタリア滞在中は重宝します。
スリや窃盗の多い外国で両手が使えるレインコートは安全面からいっても優秀なのです。
(レインコートを忘れるとずぶ濡れに。ご注意を!!)
聖地に行くと雨が降る。
雨が苦手でも聖地に行くと必ず雨が降る。
それは水の神・瀬織津姫の生まれ変わりとされる私の定めなのかもしれません。
ピカピカの晴天だとしても、天女が聖地に行くと雨が降るというのは有名な話し。普段は濡れることが大嫌いな私ですが、聖地での雨は大歓迎!!
なぜって?
聖地に入る前には必ず禊を行うので、
濡れていることが気にならないからです。
イスラム教のモスクに入る前にも必ず頭の天辺から足の先まで清めるように、だいたいの聖地の近くには聖水や川などがあり禊(清め)が出来るようになっているので、必ず身を清めてから祈るようにしています。
それが神さまへの礼儀。
なので、聖地に行く時は軽装なこと多し。
(神様が天上から水種を移されたとする高千穂・天真名井にて。)
自称スピリチュアル能力のある方々が、リトリートと称して聖地で商売をする昨今。その場が汚れないように、せめて禊だけはしてから足を踏み入れて欲しいと願っています。
あなたにも雨の思い出ありますか?
それらが心温まるエピソードでありますように。
今日も素敵な一日を。天女。
サポートいただいたものは世界の聖地、日本の神社等へと奉納させていただきます。