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転職活動を振り返って


昨年は私の中では変化の一年でした。
2022年の目標は転職と思えるようになったのは、
背中を押してくれたのは、友達の心配の声でした。

ずっと感じていた職場への疑問や不満があって、その中の異動があり、私の中で会社を見限る?切り捨てる?気持ちができたのは2022年の年初めでした。

年越しを一緒に過ごした友達にそんな職場なら転職した方がいいよ!!って言われて。
今までもずっと話を聞いてくれてた友達だったので、きっとずっと言ってくれていた言葉だったんですが、初めて心の底に響いた瞬間がこのときでした。

今まではやっぱり自分のやりたい仕事に就けたし、やりがいもあるし、何より大変だから目の前のことを消化するのに精一杯だったんですよね。
ただ、振り返ってみると会社のやり方に疑問を持つ瞬間がちらほらあったのと、社長の社員への思いやりの部分で「それはちがうんじゃない」と思うことがあって、やっと気づくことができたんだと思います。

この会社の中には、今の現状に嘆いて職場改善を求めてくれていた先輩もいたのですが、私はそこまで会社にもう期待できなくなっていました。
「この会社は先輩が出してくれている改善もきっと採用してくれないだろう」と。
先輩からはもうちょっと待ってと言われて、考えますと返事をした1週間後には上司に「私はやめます」と話をしました。
正直この後の職場のことなんか決まっていなかったけれど、決めてから伝えるには私には多い業務量だったし、20代だから正直転職はなんとかなるだろうって気持ちもあった。
伝えてからはとにかく引き継ぎ。
辞める人間になったから、途端に残業が減った。
なので、色々応募してみたり、エージェントに頼ってみたりしてみました。
本当に最初は転職サイトの求人をみて応募してみて、書類は通過するものの面接がなかなか次に進めなくてエージェントに頼ってみたりもしました。
なかなか思ったような求人が紹介されなくて歯痒い思いもしたのですが、面接を受けたあとにフィードバックをしてくれるのが非常に参考になったと思います。
転職活動用に新しいパソコンを買ったりして出費も辛いものがあったりしたけど、やっぱり設備投資はある程度必要だなと思いました。
特に昨今オンラインでの面接が多く、ほとんどの一次面接はweb上でした。

私は今まで営業をやっていたけれど、お客さんのスケジュールや納期にどうしても振り回されることが多かったので(もちろんそうでないお客様もいますし、自分の力不足もあったと思います。ただ、この柔軟さを買ってくれているお客様もいました)自分ペースで、自分の裁量で仕事ができる内勤の仕事をしてみたいと思っていました。
私の勤めていた会社では営業は花形というよりも、社内では立場が低く、スケジュール調整やミーティング、見積もり、売上処理などは全て担当営業が行っていました。
自分の中で1日のスケジュールを組んでもすぐに一つイレギュラーなことが起きると優先順位を変える必要があり、それが日に何回も起きるので、自分としてはかなりその部分がストレスになっていたように思います。

日々バタバタともがきながらも仕事する中で特に私は芸術、美術に関わるお仕事をお手伝いすることが多く、それを魅力ややりがいと感じていました。
なので、次もまたなんとなく芸術に関わるお仕事につければいいなと思っていました。

それが転職活動をする中で少しづつ明確になってきました。
なかなか自分じゃやりたいことってスパッと出てこなくて、やりながらやりながら自分のことを理解していく、という形をとることが私は多いのですが、それが転職活動の中でもちゃんとできたような気がします。
芸術に関わるお仕事で内勤であること。
かなり絞られる条件であったため、他の条件のところも度々受けましたが、最終的には両方の条件をクリアするところに転職することができました。
めぐりあいにただ感謝するばかりです。

一次面接も色々なことを聞かれましたが、上手くいったかすごい不安でした。
ただ、この面接官の人とは一緒に仕事をするイメージが違和感なくできたなという感想は持ちました。
最終面接では役員の方の話を聞きつつ、私が今まで仕事していた内容(業界の話など)が役員の方の琴線に触れたようで話が盛り上がりかなり手応えを感じました。
その結果当日に合格のメールをいただき、なんとか退職する前に次の職場を決めることができました。

職場の方への最後の挨拶では、私が新卒の頃から面倒を見てもらっている人から言葉をもらうことができて本当に嬉しかった(のですこし泣いてしまった)です。
かなりがむしゃらにやってきたけど、見てくれていた人がいた。それが一番嬉しかったです。
ただ、自分の気持ちを落ち着かせるためにいっぱいいっぱいだったため、具体的に何を言ってくれたのか今はっきりと覚えていないのが本当に残念です。
上記で述べた、走りながら考えて行動できるのは私のいいところ(深く考えてないにしろ、まずはやってみるところはいいところなんじゃないかなと)であると言ってもらえて自信になりました。
お世話になった人にもご挨拶ができ、本当に新卒で入った会社がここでよかった、という気持ちで最後退社することができました。

新しく入った会社との文化の違いなどに驚いたことについてはいつかまた。

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