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イップス克服に向けて007:突然フォアハンドがバドミントンのように手首を使った動きになった

初めまして。
私は中学校からソフトテニスを始め、高校では全国2位にもなったことがある強豪校にいき毎日練習をしていました。
まったく問題なかったのですが、高校2年生半ばぐらいから突然フォアハンドがバドミントンのように手首を使った動きになってしまうようになりました。これは自分で意識してるわけではなく、今まで通り普通に打とうとするとそのような打ち方になってしまい、まともにボールが打てない状況でした。その後もそれが続き、3.4ヶ月くらいかかってやっと打てるように戻りました。
最近、イップスという運動障害を知り、もしかして私もイップスだったのではないかと思ったんです。周りにイップスの経験者がいないため、意見を聞けないのですが、これはイップスだと思いますか?

回答
「戻った」というのであれば、あえてイップスだったかどうかを顧みる必要性は、あまりないかもしれませんけれども、
 
●初級者の単なる未熟ではなく、上級者による強烈な違和。
 
●フォアに出ている。
 
●まともにボールが打てない状況。
 
●そして文面を拝察する限りあなたは「きちんとした人」。

 
このような特徴を踏まえますと、イップスだった、かもしれません。
 
周りにイップスの経験者がいないため、意見を聞けないというよりも、周りに心配や迷惑をかけずに自分の努力で何とかしようとする頑張り屋さん
 
その不安な気持ちを、こうしてメール相談などを利用し他人に伝えられるようになると、今までの日常的な「生きづらさ」にも、イップスを通じて「革命」を起こすことすらできるでしょう。
 
さて「戻った」というお話ですが、では、どのような経緯をたどって、あるいは何をきっかけに「戻った」か、ご自身が克服された経験について知りたい・学びたいという人々は、テニスゼロの訪問者に限らず、世の中にいっぱいいます。
 
本当に、今日にも「テニスはもうやめよう」と考えている人たちです。
 
本当に、今日にも「ゴルフはもうやめよう」「野球はもうやめよう」「卓球はもうやめよう」「ダーツはもうやめよう」「弓道はもうやめよう」「ギターはもうやめよう」と考えている人たちです。
 
でも、本当は好きだからやめられずに苦しんでいる人たちです。
 
そんな人たちにとってあなたは、今や「希望の星」です。
 
イップスを克服できた秘密を、秘密とせず、惜しみなく開示していただければ、その「与える」威力によりご自身は、ますます上手く行き始めるということを、一応、付け加えておきましょう(強制ではありませんよ)。
 
「イップスは治らない」などと脅す人が(指導者を含め)いますが、そんなエビデンスはありません。
 
あるいは「気のせいだ」「練習不足だ」「リラックスすれば大丈夫」などという、アドバイスや、非難、あるいは気休めも、逆に不安を煽ります。
 
繰り返しになりますが、周りにイップスの経験者がいないため、意見を聞けなかったのではありません。
 
ご自身が周りに心配や迷惑をかけたくない頑張り屋さんだから、聞けなかったのです。


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(テニスゼロ)
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