変形性膝関節症 ー保存療法における運動療法の考え方ー
「変形性膝関節症(膝OA)のリハビリでは何をすればいいですか?」というご質問を多く頂きます。
ただこの回答としては「人による」の一言に尽きます。
疾患とリハ内容は決してイコールでは結べないからです。
これは 膝OAに限った話ではありませんが、たとえ疾患が同じであっても人それぞれ細かな症状は異なりますし、そこに各々の主訴、HOPE、個人因子、環境因子などが絡んできます。
そのため、こういった大きなテーマを掲げる中では、膝OAのなかでもどこに軸を置いた話なのかを明確にする必要があると考えています。
そこで今回は "膝OAに対する進行予防に特化した運動療法" に軸を置いたお話になります。
臨床的には保存療法にて対応している軽度の膝OA患者へ応用できる介入方法(考え方、方法論)だと捉えて頂ければと思います。
では、本題です↓
少しでも臨床のヒントになっていれば幸いです!!!