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ダイナミックストレッチ

ダイナミックストレッチとは、

動的なストレッチのことなんですが、

スタティックストレッチと比べて、

万能みたいに書かれている記事が多いんですが、

コーチ目線、選手目線からみると、

「ダイナミックストレッチの方が難易度が高い。」

と言わざる得ない要素が多々あります。

スタティックストレッチは、ヨガのように

複数の筋肉を合わせてストレッチするものも

ありますが、基本的一部位を意識して、

ストレッチします。ダイナミックストレッチは、

基本的に

「複数同時稼働が基本」

なのです。もちろん、広い意味で動かして

いれば、ダイナミックストレッチでしょうと

言われれば、そうなんですけど、それではラジオ

体操と変わらないですからね。

テニスのパフォーマンスを向上させ、

故障を予防するものでなければなりません。

多くのメニューでは、

「股関節や肩甲骨」

を動かすものが多いですよね。それ故に

姿勢はもちろん、肘の位置や顔の向きなど

気をつけなければならないポイントが

多いのです。つまり、

「行う側にも指導する側にも知識が必要。」

なんです。

せっかく時間を割いて準備するのですから、

効果の高いものにしたいですよね。

まず、ダイナミックストレッチをする前に

下準備として、

「心拍数を上げておきましょう!」

だいたい120くらいですかね。軽くランニング

をして、身体を温めてます。これは、

スタティックストレッチを行う場合でも

同様です。

準備が出来たら開始します。

ここでも呼吸が大切です。ダイナミックストレッチをダイナミックにし過ぎて、

「無呼吸」

になっている方がたまにいますからね。

そして、ここがポイントです。

「首筋を立てる。」

イメージを常に持って下さい。何故なら

「肩甲骨を上手に稼働させたり、

股関節を正しい姿勢で動かすのに有効だから。」

です。肩甲骨が動くためには当然、

「支点」

が必要なんですが、首筋を意識する事に

よって、動かしやすくなります。

ダイナミックストレッチのメニュー自体は、

たくさんありますし、レッスンや練習

前にされていると思いますが、

・下準備

・呼吸

・首筋

を意識して行うと効果が高いです。

是非、取り入れてみて下さい。

テニプラ

作中の分からない用言は、こちら
コーチからの手紙造語用語集
https://note.com/tennis_plus/n/n6b2bd338acf0




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