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ティラノサウルスは先輩思い

最近、宇宙兄弟を見ている。
めちゃくちゃ今さら、見ている。

僕は宇宙が好き。意味わかんねーから好き。
以下の記事に書いたことあるから、見たい人は見てね。見なくてもいいよ。

宇宙兄弟の中には宇宙飛行士を目指す人物達の話が登場する。
それぞれに、それに至る背景があり、性格もお調子者だったり、真面目だったり、クールだったり、短気だったりいろんな人があれこれしながら宇宙飛行士の選考試験に挑んでいた。
それを見て僕は「でもこいつらみんな宇宙飛行士飛行士になりたいって思ってるの、なんか可愛いな」
と思った。

僕の職場にクソ上司が現れたとして、仕事中に大層なストレスを抱えることになったとしても、その上司が実は宇宙飛行士を目指していて、帰宅後はJAXAの試験のための勉強をしているという事実を知ってしまうと、少しはその上司のことを許してしまいそうになると思う。宇宙はそれほどのパワーを持っている。

僕の三代好きコンテンツ

宇宙!
忍者!
恐竜!

小2?

忍者好き。
昔Ninja Toolsを使ってホームページを作ってたぐらいに好き。Chu! わかりにくいネタでごめん…
昔のインターネットマンのことインターネット老人会ていうのしっくりこないな。多分そういう人って老人になっても老人会なんかに属さないし。インターネットニンジャとかの方がかっこよくていいね。

忍者は隠れ忍ぶもの。インターネットニンジャなのかと聞かれても、「拙者インターネットニンジャではござらんのでwwwコポォ」と言ってやり過ごそうと思います。



先日、ずっと行きたかった恐竜博物館へ行った。

恐竜ってコンテンツ力強すぎだよね。
強いし、デカいし、ジャンルごと絶滅してて謎だらけだし。そりゃみんな好きになる。
僕はいまだにデカい山を見たら「さすがにこれだけデカけりゃ恐竜の1頭や2頭はいる」と思うし、デカいクレーン車を見たら「ブラキオザウルスみたいなのがいる!」と言う。

平日の夕方。
中心部からはずいぶんと離れた場所ではあるが、そこそこの老若男女(の、にゃく無し)がいた。博物館の近くには花畑があり、それ目当てであろう。博物館入り口の前ではおばちゃんの集団が巨大なティラノサウルス像の前で記念撮影していた。おばちゃんとティラノという絶妙に嚙み合わない組み合わせが楽しくて、ティラノ撮るふりしてティラノとティラノを撮ってるおばちゃんのツーショットを撮った。
中に入ると、おばちゃんはおろか人一人いなかった。やはりおばちゃんたちは金を払うほどは恐竜に興味がなかったのだろう。

恐竜博物館にはたくさんの恐竜のレプリカの骨が展示されていて、中には僕の住む街で発見された骨もあり、昔この地域にも恐竜がいたとのことだった。同じ出身の恐竜とか親近感案件だ。

「あの山を境に天気全然違うよねー!」
「ガウガウ!!」
「サイゼリヤないからあんまりサイゼリヤの話をXでしないでほしいよねー!」
「ガウガウ?」
「あ!ごめん、XじゃなくてTwitterって言えばわかる?」
「ガウガウ🙆」

何年か前、友人たちとネットに転がってた恐竜診断とやらをやったことを思い出した。
いくつかの質問に答えた結果、僕はプテラノドンタイプだそうだ。いや、プテラノドンの性格とか知らんし。知ってるのは骨だけなんだけど。

その時に「ティラノサウルスの気持ちになって回答してみよう」ということになり、みんなでティラノサウルスになりきって回答してみた。


これをご覧の方で大層暇ならティラノなりきりロールプレイやってみてね。やらなくてもいいです。


好きなスポーツは?→ボクシング…?
タイムマシンがあればどの時代に行く?→これは戦国時代!!!
理想の恋人の年齢は?→5歳ぐらい年下!!!!
一番尊敬する人は?→地元の先輩!!!!!!!!!

→あなたはティラノサウルスです。

全員ティラノサウルスになった。
戦国時代とかはともかく、地元の先輩も全員一致しているが面白かった。どんなイメージだよ。

博物館から出るとすっかり日も暮れかけていて、おばちゃんの集団はひとりも残っていなかった。夕暮れに一人残されたティラノサウルス。鋭利な牙をこちらに向け、威嚇するような表情でこちらを見ているが、その表情にはどこか「昔はヤンチャしてたけど、地元に就職してから早10年、今ではおばちゃん相手でも明るく接し、今日も愛する家族のために一日働いたぜ。さぁ今日も黒いベルファイアに乗って帰ろうか」というような気持ちが垣間見えた。

やっぱまだ恐竜って絶滅してない気がしてきた。

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