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犬ちゃんが我が家にやってきた話①

2020年の11月に、マイエンジェルこと犬ちゃんは我が家へやってきました。

「ぼくがいぬちゃんですよ」

犬と暮らすことを決めたとき、わたしはぜひ保護犬を!と考えていたけど、成犬、しかも中型犬を、私たちのことを家族と思ってくれるかな?とか、室内飼いでイタズラとかどんなもんだろうとか、トイレ覚えてくれるかな?とか、ずいぶんたくさん心配事がありました…。
(室内で飼ったことがあるのは先代犬のチワワ一匹だけでした)

こちらは先代犬のつんちゃん


わたしは大変な心配症なので、犬を迎える準備はしつつも、肝心の犬はネットで保護団体など検索してはあれこれ妄想するばかり。そんなわたしを見かねたお父ちゃんが、一度保護センターの犬たちに会いに行ってみないか、と提案してくれました。ホームページを見てみると、センターにいる子達はみんな成犬、1番若い子でも5歳くらいで、大きさも性格もさまざま。みんなとってもかわいい!
なんとなく気になる子をチェックしつつ、初めて保護センターへ!このときは本当にドキドキしたなぁ。
面会してみたい子を職員さんに伝え、一頭ずつお見合いさせてもらいました。このとき、実は犬ちゃんは気になる犬リストに入っていなかったのです…

「いったいどういうことですか!」


3頭目の子の面会もそろそろおしまいとなった頃、少し離れたところで、職員さんに連れられてお散歩に出てきた犬をふと見かけました。これが犬ちゃんとの出会いでした。
よく映画なんかで、すんごい美女が登場する時にスローでキラキラしたりしていい感じの音楽とか流れるやつあるじゃないですか。
まさにアレでした…。
一瞬にして心を奪われるお父ちゃんと私。
すみません!あの子も面会できますか!!とお父ちゃん。そわそわしながら数分ほど待ち、ついに犬ちゃんが我々のところへ。
犬ちゃんは私たちに気付くやいなやまっすぐこちらへやってきて、尻尾をぶんぶん振り振りぴょんとわたしに飛びつきました。
「こんにちは!いぬちゃんです!」
って、あいさつしてくれているみたいでした。
あまりのかわいさに鼻息が荒くなる私。
隣で羨ましそうにしているお父ちゃん。
リードを持たせてもらって少し一緒に歩いてみたり、ナデナデしたり。犬ちゃんは人が大好きなようでした。ずっとニコニコしていて、なんとオスワリとオテもできました。天才か。

「そうなんですよ」


帰りに職員さんに譲渡の際の条件や注意事項など教えてもらい、その日は帰宅することになりました。
帰りの車の中で、
「どう思う…?」
「みんなかわいかったねぇ」
「ほんとに」
「犬ちゃんだけど」
「あの子は特別かわいい子だったな」
「うむ」
「しかし推定11歳だそうだぞ」
「でもすごく元気だったよね」
「オテとオスワリもできた」

犬の11歳という年齢は、あっという間にお別れが来ちゃったらどうしよう、という不安から、私たちは犬ちゃんを気になるリストに入れていませんでした。
しかしこのときすでに、わたしの頭の中は犬ちゃんでいっぱいになっており…
それでも1週間ぐるぐると考えた結果、犬ちゃんを迎えることを決心したのです。つづく!

「まさかつづくとはおもいませんでした」


飼い主、文章がへたくそだからね、これだけでもう疲れちゃったから!
続きはまた!!そのうち!!!

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