二冊目に出す本が決まったこと(日記 2023/01/19)
昨日、点滅社が刊行する2冊目の本が決まりました 展翅零さんの歌集です タイトルは「incomplete album」
3月頃発売になりそうです
特に好きな短歌です 「この方の短歌には憂鬱な人を救う力がある。全国流通するべきだ」という自分の直感を信じました それで急遽、刊行に至りました
ただ、ちゃんとした新刊案内はもう少し経ってからやろうと思っています 本当はすぐやるのがたぶん正しいんですが、もう少しだけ時間が欲しいです
今回の刊行はかなり特殊で、ぼくが展翅さんと会話をしたのは3日前がはじめてです Twitterで認知はしていたのですが、フォローなどはしていませんでした
つまりぼくは展翅さんのことをよく知りません そして「incomplete album」の編集にまったく関わっていません
はっきり言うと、ぼくと展翅さんはまだ信頼関係を構築できていません
このままの状態で新刊案内をするのはだめだと思いました せめて一週間は「incomplete album」のことを考え続けたいです そうしないと、まだぼくの愛が足りてないんです
これから営業、製本、印刷、発送など、点滅社ができることはすべて全身全霊でやりますが、全身全霊でやるためには愛がないと無理です
点滅社の経営方針は割と本気で「パーフェクトラブ」です それがまだ足りてない状態で本を紹介したりすることは、ぼくにはどうしてもできません
展翅さんは実力のある方なので、べつにぼくの愛があろうがなかろうが関係なく出せば売れると思います なのでさっさと出した方がたぶん正しいんです だから刊行が遅れることはすごくご迷惑をおかけする行為で、とても申し訳ないです
だけど「なぜ刊行するのか」、「誰に届けたいのか」、「どこに魅力があるのか」などをぼくの頭の中でもう少しちゃんとまとめないと、どうしてもだめなんです
私家版を商業出版に変えたというのもあって、今回はお金の流れもかなり特殊です 色々工夫しないといけません 搾取だけはしたくありません そんなことをするぐらいなら出しません
ちょっと最近忙しすぎて、この記事も支離滅裂のよくわからない感じになっていますが、とにかく新刊案内などはちょっと待ってほしいです ほんとにごめんなさい それでも春には出します よろしくお願いいたします
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