見出し画像

私のハンドメイドのルーツ

こんにちは。
刺繍アクセサリー作家のtenkiameです。

今日は私のハンドメイドのルーツについて
お話しようと思います。

私がハンドメイドでアクセサリーを
作る理由について考えました。

うちはハンドメイドな家庭


まず私にハンドメイドの影響を与えたのは
間違いなく母です。

うちの母は編み物、刺繍、ミシン、工作…
器用でもうなんでもできます。
最近では私の子供にスタイ、洋服、絵本、おもちゃを作ってくれました。

口癖は
「買わなくていいよ!作ってあげる!」

もう一人、影響を受けたのは
私のおばあちゃん。

うちは両親が共働きで
とても忙しい職種だったため
私はほぼおばあちゃんの家で過ごしていました。

私のおばあちゃんは
気づくといつも何か作っていました。
ちりめん細工や編み物が多かったよう
に思います。

おばあちゃんが作るつるし雛は
鮮やかでかわいらしく
売りものにも負けないくらいの迫力が
ありました。

私の結婚式では和装におばあちゃんが作った椿の髪飾り、ドレスに母が作った花冠をつけさせてもらいました!

大事なときこそ、ハンドメイドのものをつけたくなるんですよね。


不器用な三代目

おばあちゃん・母がすごく器用で
ハンドメイドな環境で育ったのですが
私はものすごく不器用で(笑)

ハサミでまっすぐ切ることもできないし、
折り紙をきれいに折り合わせることも
できない。
保育園くらいから自分が不器用であることを
自覚していました。

でも、ものを作るのは大好きでした!
下手だけど、こんな風にしたら面白いかも!と考えるのが好きだったんです。

幼少期の力作は
もののけ姫のサンが被っていたお面。

見たことがある方はわかると思うのですが
あのふさふさ感を出すのに
ちょっと毛糸をほどいてみると
いい感じになるなとか
画用紙に少し切り込みを入れたら
丸みが出るなとか子供ながらに工夫して。

母に見せた時、顔に口紅で三角の模様を描いてくれました。母もノリノリでした。



たぶん、今もその延長線

不器用だけど、
そんな私が刺繍の魅力にハマって
アクセサリー作りに夢中になっています。

最近思うんです。
刺繍アクセサリーを作っているとき
気持ちはもののけ姫のお面を作っていた
あの頃と一緒だなと。

子育てが始まってもうすぐ2年。
この2年わくわくするような
とびきりきゅん!とするような
そんな気持ちとは少し離れていました。

もちろん子育ては
毎日発見も多いし、楽しいこともたくさん。
我が子には毎日きゅんとします。

でも、何か違う気がして
母にもらった刺繍セットを
久しぶりに手に取りました。

刺繍は刺した人によって
全然印象が違います。
本当にいろんな顔を見せてくれるから
面白い。不器用でもそれが味になる世界。

スパンコールここにつけたら
かわいいかな!
この色合わせ好きだなぁ

白い刺繍枠を心のままに刺してゆく時間は
子供時代に戻れるのかもしれません。

そうやって出来た作品に
私は今日も心踊らせています。

この記事が参加している募集

#自己紹介

231,424件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?