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黒一点、CSOの中山です。

こんにちは。
自称、昭和型★猛烈ビジネスパーソンの残党、中山大志(だいし)と申します。

(俳優の中川大志さんより、線と点が多い方、と覚えてください!)


てにをはでは、CSO(チーフ・サウナ/セールス/ストラテジー・オフィサー)と名乗っております。主には営業と、コンサルティング・研修、また、私のような中年ビジネスマン向けに、サウナをはじめとする「自分のととのえ方」を広めています。

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私、てにをはでは、「かちんこちんだね~!」と言われることが時々あります。どういう意味なんでしょうかね。自分では「やわらかめの人間」だと思ってきたんですけどね。。。。

今回は、私の経験からの気づきと、てにをはのカルチャーや大切にしているものについて書きたいと思います。

かちんこちんな価値観の中で働いてきました

私の経歴をちょこっと書きます。

経営学部卒、新卒でメガバンク系の金融機関に入り、そのあと老舗の信用調査会社に転職。コンサルティング部門を立ち上げる中で、全国の士業・専門家の方々、そして多くの中小企業の経営者の方々とお話をしてきました。

その中で感じてきたことは、

仕事は辛いもの。仕事は大変なこと。
仕事で人に迷惑をかけてはいけない。
個人よりも組織を尊重しなければいけない。
仕事に感情は持ち込んではいけない。

そういうものが、不文律として暗黙の了解として、浸透しているなぁということでした。

仕事は『真面目』にやるべき。
ちゃんと、成果に直結すること『だけ』をやらなければならない。

こういう考え方が染みついている人たちが、特に私のような大手企業出身・ミドルエイジ以上の、猛烈に働いてきた男性には、多いんじゃないでしょうか。私にも、まだ、根深く染みついています。これを「かちんこちん」と揶揄されているわけです、はい(爆)。

仕事を楽しんではいたのだけれども


私は、以前も仕事を十分に楽しめているつもりでした。

私自身、どんなにハードな働き方をして、管理職として責任を背負っている時でも、「大変だけど楽しむぞ」という気持ちで取り組んでいましたし、実際に大変だけど楽しかったと思っています。


その後、縁あって、てにをはに合流しているのですが。

うちの2人の女性陣は、おかしいんですよね。何かが。。。
仕事の楽しみ方が尋常じゃないというか。。。

例えば、ミーティングを、とにかく楽しんでいます。お互いのアイデアに触発されて乗っかり合っているうちに、話が全然違うところに発展したり着地したり、なんてことは日常茶飯事で、もちろん当初のアジェンダに沿って話を進めるのですが、予定しなかったこともたくさん起きます。そのことを非常に当人たちは楽しんでいます。

それはもう、時間の概念が蒸発するというか。。。いつもとても和やかに、時には狂気に満ちた(!)、愉快な場になっていて、非常に楽しいです。

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(普段からこんな↑感じ)

我々のミーティング風景を見ると、腰を抜かす人もいるのではないかと思いますけども、仕事自体を楽しもうとするのって、とても重要な要素だと思ってます。

「本当にそれを楽しんでいるの?」という問いが来る

てにをはの社是の1つが、「好きな人と、好きなことだけをする」なのですよ。

(我儘そうに見えますが、「本心から、自分の意思で選んで、仕事をしているか」という意味です)


私がてにをはに参画するときに、岡本が言ったのは、「うちの社是はこれだから。本気だからね。本心から楽しんでいるか、都度確認するからね」でした。

彼女は大まじめに、それを貫き、私に問うてきます。少しでも、私が楽しめていなさそうに見えたり、本心から好きだとは思えていなさそうなことをしようとすると、「それをなぜしたいの?好きなこと?楽しんでる?」と聞いてきます。

本当にそれで仕事って成り立つんだな、って、驚いています。


仕事は楽しんでした方が、数倍良い成果がでる

これは事実です。

どうしたら仕事が楽しくなるか、楽しめるか、という発想・視点をもって、取り組む。

私の中では、「楽しい」と「楽しむ」はちょっと違っています。

楽しい→人から環境などを与えられている、受動的なニュアンス
楽しむ→(大変なことも含め楽しむという)自分の意思で、能動的なニュアンス

仕事が楽しいのは、良いことです。でも、「楽しむ」のは、なお良いことだと思います。

成果を出すのに、必ずしも苦しい思いをする必要はないと思います。楽しみながら、より成果を上げる方法があれば、そっちを選ぶ勇気があっても、いい。

でも、楽しむためには、まず「自分が何を楽しいと思う人間なのか」を、知っていなければいけない。これは、てにをはの「てがかり事業」で提供している、自己理解・他者理解・相互理解のプログラムでも非常に重視しているところです。

楽しいと思うことに没頭すると、遊んでいるかのように夢中に取り組むので、仕事でも自ずと成果が出るということがわかっています(これを心理学では、内発的動機づけと言います)。

人それぞれ、楽しいと思うポイントは異なる。お互いがそれを理解しあったうえで、一人ひとりがそうやって仕事をすると、自ずと成果は広がり、組織の心理的安全性や多様性が広がっていく。もしチームメンバーが「楽しめていない」状態の時は、その状態に目を向け、声をかけあって、どうすれば良くなるかを考える。

ただ、それは、今までの日本ではなかなか受け入れられない感覚だったろうと思います。また、そうあってはいけない不文律が蔓延っている中で、ひとりでそういう考え方に飛び込むには勇気がいると思います。なので、一度職場のメンバーと、愚痴ではなく、「どうしたら楽しみつつ成果が出るか」を真面目に楽しく対話してみるのもいいと思います。


ちなみに、てにをはでは、楽しくない仕事をしているとしばかれます(汗)。常にチームで相互に「楽しんでいるか」を確認しながら仕事をしているのが、チームがうまくいく秘訣かもしれません。

「かちんこちん」の芽が出てくると、すぐに厳しく指摘されてしまう現場から、以上、中山がお届けしました!

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以下、告知です。
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・12月12日(土)オフライン開催 →満員御礼!受付締切ました
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12月20日(日)オンライン開催 →申込受付中!(※Peatixに移動します)

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