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【活動レポvol.1】「問題"再”設定会議」体験会を開催しています!

年の瀬、コロナの勢いが日に日に増しておりますが、皆さんご機嫌いかがでしょうか?チームてにをはの末っ子、岡本です。

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(いつも自由に泳がせてもらってます)

あっという間に師走!忙しさにかまけてnote更新してない!!あわわ!ということで、最近のてにをはの活動をちょこっとご紹介したいと思います!
(ちなみに私たちはこんな会社です→合同会社てにをは

現在開催しているイベント

私たち"てにをは"では、てがかり事業のコンテンツ「問題"再”設定会議」を、12月から、体験版のワークショップとして個人向けに開催しています。

・12月12日(土)昼/対面    ←満員御礼&終了しました!
・12月15日(火)夜/オンライン ←満員御礼&終了しました!
・12月20日(日)昼/オンライン ←満員御礼&終了しました!

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上は、先日開催したコロナ仕様のソーシャルディスタンスバージョン、下は去年実施のもの。距離が近いよ~!いいな~!!


問題"再"設定会議ってなんぞや

この問題"再"設定会議は、起きている問題をチームメンバー全員が「自分ごと」ととらえ、解決方法を共に考えていくための、チームカンファレンスです。アクションラーニング形式で、あっという間にチームビルディングが出来てしまい、「チーム作り」と「問題解決方法の策定」が一緒に出来てしまう!というもので、てにをはメンバーが大好きなコンテンツです。

「これが問題だ」と自分が認識していることよりも、もっと深いところ、実は全然違うところに、"本当の問題"があることが殆どです。”本当の問題”まで辿り着けたら、その解決方法は自ずと見えてくる。

逆に、問題を設定し間違えていると、どんな良さそうな解決策をあてても、状況は良くなりません。

なので私たちは、"本当の問題"にたどり着くことを、とても大切にしています。そしてそれは、ひとりではなかなか難しいので(思考のドツボにはまっちゃう・・・)、誰かと・チームとやっていこうよ!という考えです。

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(問題解決のための"てがかり"を掴むことを大切にしているから"てがかり事業"なの!)

この会議では、参加者の抱える実際の問題をその場(会議)に提示していただき、メンバー全員で"本当の問題"を掴みにいきます。(ちなみにフルバージョンでは、最初に、脳科学のアセスメントを用いて、自分と他者の脳の癖や違いを知り、メンバー同士の相互理解を深めてから、会議に入っていきます)


で、その会議ではどうやって"本当の問題"を掴むのかい?というと、

なんと、「質問だけ」

なんです。
会議中に、相互に、質問しかしてはいけないのです。


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(意見とか言ったらダメよ~)


質問だけで、どうやって誰かの”本当の問題"まで辿り着くんでしょうねぇ・・・うんうん・・・それはぜひ体験会で覗いてみてください!笑

なぜこの体験会をやっているのか

管理職からの「部下のマネジメントを色々頑張っているが、行動変容しない」というご相談、コーチやキャリアコンサルタントからの「クライアントの変化が今ひとつ…よりよい支援をするには?」というご相談を、よくいただきます。

先程も書きましたが、大事なことは、「いいアドバイスをすること(解決策をあてること)」ではないんですよね。
「"本当の問題"を設定すること」の方が、ずっと重要。かつ、ずっと難しいです。

そのために実は最強のツールなのが「問い」

人は、問われると考えます。脳は、問われると、無意識から色々なものを引っ張り出してきます。誰しも、他者からの問いかけに「ハッ!」とさせられたこと、改めて尋ねられたからこそ考え、気づいた経験が、あるのではないでしょうか。

あちこちで「質問力が大切だ」と散々言われています。でも、実は、質問しているようで、詰問になっていたり、「きっとこれは~~だな」と、自説にYESを言わせようと無意識に誘導尋問していたり、そういう場合がとても多い。

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(上司がやってる、質問のふりした詰問。よく見ますよね〜爆)

それでは、聞かれた側の思考は深まりません。そもそも、質問する側の意図が見え見えなので、質問された側は、気持ち面でブロックがかかります。だから相手の自説を支持するような答えを出してしまう。そして結局、自分で考えていないので、行動につながらない。。。

部下の、クライアントの、家族の、何より自分が対面している問題を解決したいと思えば、よりよい行動を引き出したいと思えば、ぜひ「問う」力を磨いてみてください。

この会議の面白さは、チームメンバーで相互に「問い」を投げかけていくことで、質問のレベルがあがっていったり、誰かの問いに触発されてより深い・違う角度からの問いが出てきたり、と、連鎖反応が引き起こされて、最初に提示した問題がどんどん深まっていく、というところです。ぜひ、その日ご一緒しただけの人たちが「チーム」になっていくプロセスも、体感してください!

参加いただいた方の感想をちょこっとお届け!

これまでに、企業の事業部長、人事部長、独立されているコーチやキャリアカウンセラー、コンサルタント、教員、社会事業やコミュニティ運営に関わる方などにご参加いただきました。

■他の方の質問にハッとすることが多く、視点の持ち方などが勉強になりました。
■問いにフォーカスすることで、トップダウン型では得られない答えが見つかった。
■不同意の重要性について、実感しました。違和感は勇気を出して伝えていい、という事を大事にしたいです。
■質問だけに限ってるので、問題とその人を切り分ける瞬間があって、主張やアドバイスをしない効果がよくわかりました。
■途中から自分と置き換えて考え始めたところに大きな意味があると思いました。
■あっという間に時間が過ぎて、足りないくらいでした。

いやーー、体験会という短い時間の中でも、皆さん気づきを持って帰っていただけており、とても嬉しいです。アンケートでも「大変満足」が9割!私たちも、もっともっと楽しく気づきを得ていただけるよう、内容をブラッシュアップしていきたいと思います。



おかげさまで、12月開催分の3日間はすぐ満員御礼になりまして、申込間に合わなかった~!というリクエストにお応えして、2021年2月6日(土)に、リアル(対面)形式の同体験会を追加開催することにしました。


本体験会、リアル(対面)版と、オンライン版の両方を開催しています。リアル版を開催するか、メンバー内でかなり議論をしたのですが、やはりこの問題”再”設定会議の面白さは「問題の本質に全員で迫っていくときの、地滑りのようなあの空気感!」「初めて会った人たちが、質問だけで、みるみるチームになっていく面白さ」というところなので、その場の空気を味わっていただくのが醍醐味だよなぁと。万全の対策をして、対面開催したいと思います。

また、3月14日には、これまで体験版に参加いただいた方を対象に、フルバージョンの問題"再"設定会議も開催予定です。より「問う力」を磨き上げ、全員で合意形成していく醍醐味を味わっていただきたい~!詳細は決定しましたらPeatixでお知らせしますので、ぜひフォローしてくださいね!

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(いいですか?2月6日と、3月14日ですよ?)

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