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毎日本を読む6/28 やることを8割減らすダンドリ術

やることを8割減らすダンドリ術 飯田剛弘

より重要な2割の仕事に集中するための「習慣化」のお話である。
やはりここでも習慣化であり、潜在意識の力を活用しているのだ。

やらないことをリスト化する

ダンドリというとやることを並べてこなしていくイメージ

「自分でやろうとしない」
40歳までは全て自分でやらなければ気が済まなかったし、それを達成することに快感を覚えた。要はドヤっていたのだ。しかし物事を成し遂げるには多くの人の力を借りた方が、より大きなことをスピード感を持って進められる。また、その波及効果も、巻き込む人が多いほどエバンジェリストが増えることとなり、大きなものになる。これは小規模店経営でも同じ事が言える。

「なぜやるのかを常に考える」
著者は貢献の度合いについて検討することを勧めているようだが、私としてはここは「なんのために」ということを加えておきたい。常々ゴールを意識することは、やらないことを炙り出すためにもとても大事なことだからだ。

「達成できないことを過不足なく把握する」
できもしないことを追いかけてしまうのも無駄な時間だ。だれしも得手不得手はある。瞬時に判断しパスをしてしまう方が、特にチームでやっているような場合にとても重要となる。個人店をしている今の私にとっては、このへんがなぁなぁになっていると痛感する。

「具体的にやらないことをリスト化する」
これも個人店である私はなぁなぁになりがちなことだ。1人であればこそこういったことをリスト化しておくことが、潜在意識に働きかけうまく進めるために必要なのだろう。

「視覚化する」
そう、リストを書いただけでなく、いつも見れるようにしておくことで習慣化の力となる。面倒がらずに視覚化しておこう。私はデスクトップに貼ることにした。

「定期的に見直す」
「30日単位で評価する」
陳腐化したルールに縛られていても、逆効果だし、評価して再構築することは短いスパンで行うようにしたい。昔なら3年なのだろうが、今は30日で確認くらいがちょうどいいと思う。

習慣化と断捨離はセットということを最近意識させられているのだが、「ECRS」という概念も非常に有効だと思った。
「ECRS」とは、Eliminate(削除)、Combine(結合)、Rearrange(並び替え)、Simplify(簡素化)の頭文字をとったものだ。
意味のないことをやめ(削除)用事をまとめ(結合)または並び替え(結合)テンプレ化していく(簡素化)
自分と物事を客観視する能力が必要になってくるだろう。ああるものをあるがままに評価する視線は、何より難しい。潜在意識は負のパワーとしても絶大であるから、思い込みで「できない」とか「無理」というmのを排除することは、今後も大きな課題である。何か良いインプットに巡り会いたいいものだ。

本書では「マルチタスクをやめる」ことも推奨している。
切り替え時の無駄を省くということだ。4つのコツを紹介されているが、これも捉えようであるように思う。切り替えが生む新しいアイデアなどもあるし、寝かせることで一回忘れると気づきになることもある。
20分ルールの設定は、締切効果的にダラダラやらないという点で同意。
同じ種類のことはまとめるというのも無駄の排除として同意。なんなら私は飲み会を全員まとめることがある。あらたな出会いも作れてこれは意外に‪楽しいものである。
メモを取るというのは今までやってこなかったことの一つ。これは積極的に取り入れたい。最近LINEに「アイデアノート」というグループをジャンルごとに作った。データ化して残していくことで、そのままテキストとして活用も出来るし、転送もできるからだ。結合であり並べ替えにもなる。

「切り替えの数を減らす」は仕事に関して確かにその通りなのだが、特段意識することもないかなと思った。あまりに数値化されたルールに縛られすぎると、正直しんどい。整理整頓と適宜な休暇は全くその通りと思う。

やはり本書も「習慣化のパワー」について説いているようにおもう。その本質を見抜いていれば、おのずとこういう類の本の内容に納得できるようになり、自分にアジャストした方法を編み出していくことができるようになるだろう。
結果、人生の質を何倍にも高められるように思う。
今後も習慣化には注視していきたい。

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