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数万人の大歓声の中に浸って観る大きなレースは異様な興奮があって馬券うんぬんよりも観ているだけで面白い。 それに今回のヴィクトリアマイルはシゲルピンクダイヤが出るのだから絶対に観たかった。シゲルファンとして軍団の馬がG1レースに出走すること自体がレアでぶち上げなのにピンクダイヤが出るのだから仕事を休んででも、休めなかったら辞めてでも見に行くつもりだったのでこのコロナ禍が本当に憎たらしくてしようがない。 昨年のオークスは馬糞先輩と、他数人とで芝生の上でべろべろになりな
エイプリルフール。嘘をついても大丈夫な日っすね。けど、なんでこの日に限って嘘をついていいってキメたんすかね。ようわからんすよね。ウィキペデってみても実際のところようわからんのですわって書いてありますよ。クリスマスだってそうすよね。本当はどっかの宗教の記念日を借りてとりあえずこの日にしとこっかみたいな感じで決めちゃったらしいす。 そもそもこの日があーとかあの日がこーとかの記念日はすべて後付けのもので、そう人間が特別な思い入れを込めてキメただけのイベントなんす。 どん
もうかれこれハズレ馬券を買い続けて2年と少し経つ。 見るのもツラいJRAのウェブ投票サービスで見ることの出来る個人収支には昨年50万弱、今年も既に5万くらいのマイナス、とある。 いったいどうしたら馬券って当たるのかしらん。と思いながら買ってしまうハズレ馬券。
馬券道に戻って2年近く。 未だ10万円超えは1度だけ。 俺ら屑だけが歩るく事を許されているおけら街道を肩で風切って歩くのはもうごめん。 思えば20年前にきっぱりと辞めたはずの馬券道。 何故に戻って来たのかと言えば、隣りの芝生の青さよ。 スロットは5号機になり、都内じゃ等価交換が消え、喰えなくなったからジャイ、あん? さあ、時は、1994《平成6年》10月30日天皇賞・秋。 その日のぐりぐりの◎はビワハヤヒデ!ナリタブライアンのお兄ちゃん。 それまで、デビューか
世の中には絶対にしては行けない事がある。 それは、初めに決めた事をやめる事。 3月9日、サンキューの日にJRAが組んだ5頭立てのボーナスレース。 阪神9レースのゆきやなぎ賞。 木曜日、まだ馬番がない状態での出走馬発表、うわ、5頭立てやん♡ と、興奮でぬらぬらしながら決めた3頭、②③④が、結果から言うと来たのだ! 着順②→③→④… 3連単1万円である。 5頭立てで… 金曜日の夜、よくよくオッズを見ると②番が最低人気なので②番は外してMさんから流す。 しかしM
馬跳び我、爆ぜる《黎明編》 馬券道に戻って2年近く。 未だ10万円超えは1度だけ。 俺ら屑だけが歩るく事を許されているおけら街道を肩で風切って歩くのはもうごめん。 思えば20年前にきっぱりと辞めたはずの馬券道。 何故に戻って来たのかと言えば、隣りの芝生の青さよ。 スロットは5号機になり、都内じゃ等価交換が消え、喰えなくなったからジャイ、あん? さあ、時は、1994《平成6年》10月30日天皇賞・秋。 その日のぐりぐりの◎はビワハヤヒデ!ナリタブライアンのお兄ちゃん。
3月10日中山競馬場の第9レース館山特別に競馬好きな先輩のお気に入り馬《セガールモチンモク》が出走した。 「セガールも沈黙」笑 はじめて聞いた時、こういうふざけた馬名を付けるの馬主さんは、たぶんあの人だろうとまずはじめに名前が浮かぶのは、そう、あのお方。 過去にも「エガオヲミセテ」「オレハマッテルゼ」 最近では、「ワタシヲマッテル」「オモイサイフ」「ビックリシタナモー」 等々。 出走表を見ておかしな馬名があって馬主欄を見てみるとかなりの確率であのお方のお名
競馬の予想をする時に一番厄介なのが「好きな」馬と騎手だ。 勝てそうになくても気になって買いたくなるので出来れば出ないで貰いたいがそうはいかない。 ならば他のレースを買えばいいが好きになるのは過去の成功体験があるからで「もう一度」あるかもという甘い誘惑に負け、それでついつい買ってしまう。 んでレースで彼等が負けたとする。やっぱ駄目だったかと後悔するが「好き」なのでしょうがない、よく頑張った、と納得してしまう心中心理が負ける要因。 しょうがないと言っているようでは
《はじめは遊びだったんです。軽い気持ちで…だけどだんだん本気になってしまって…気がついたらもう抜け出せなくなっていましたわああああ〜うっ、うぐっ、うっ、ひぐっ(インタビューストップ) 被害者Oさん談。》 女子アナ)最近、社会問題化しているシゲル中毒者の方のインタビューをご覧頂きましたが評論家の寒村高知さんいかがでしょうか? 寒村高知)はっ……………。 女子アナ)あれ、今聞こえてましたよね?寒村高知さん?今返事しようとしましたよね?ねっ。ねっ。ねっ。 寒村高知)
シゲル達の沈黙。 平成31年3月23日夜11時08分シゲル軍団寮…… そのリビング兼食堂ではレースを終えたシゲル達4頭がくつろいでいる。彼らは中山競馬場で行われた同じ障害特別レースに出走し6、7、8、9着と馬券に絡むことは無かった。 一番年長牡7歳、栗毛のシゲルヒノクニ。 ソファーの最新式超大型8K100インチプラズマテレビが良く見えるベスポジに陣取り、ギャロップ別冊、藤田菜七子特集をにたにたしながら読んでいる。 つぎに牡6歳、栗毛のシゲルスズキ。 ヒ
好きなサラブレッド馬を馬券で買って当たるってのはめっちゃ気持ちの良いもの。 先の高松宮記念でそれを出来ちゃった人は笑顔が一年くらい絶えないだろう。 おめでとうございま〜す。ちっ。 悔しいが、羨ましい。 1着のミスターメロディ、いや、この場合は2着のセイウンコウセイと3着のショウナンアンセムのファンだな。その人達は最高の気分だったろう。 平場のレースなら、スルーする事もあるだろうがG1レースで好きな馬を買わない人はいない。軸ではなくても、とりあえず複勝くらい
ラッタッタ🎶ルルルルルルルラッタッタ🎶 JRAのCMのあのメロディが日曜日の朝から左脳で鳴り続け競馬予想をぴょんぴょんレジャー感覚でやってしまいそうになるので、これじゃいかんと、えあぽっずを耳腔にぶっ刺し、フーファイを延々と爆音で聴きながら、ばっきばきの爆穴予想をする。 爆穴馬券の良いところは当たれば100円が何十万円にもなっちゃうところ。 未だなった事無いけど。 昔、麻雀を勉強していて亜空間殺法という秘術を知った。ま、場を読み、流れを変える、といった具合の事
競馬は勝てば良い。とドライな感じでやる人は投資家脳。 一方、好きな馬や騎手を追いかけ続けて当てて喜ぶ感情移入型もある。 後者の私は、好きな馬や騎手が勝つと、よっしゃーと拳を握り締めくぅーと感慨に耽り、身体が疼いて小躍りし、狭い部屋を飛び回り、ぽかんとしている愛猫に、やったよ!やったね!と話しかけ昼寝の邪魔をされ迷惑がっている猫達をぐりんぐりん撫で回しながら、スマホでJRAに出金命令を下す。ざまみれぼけぇ。 と、そこが頂点の自慰行為。 投資家タイプがドライなら、
流れ星とシゲル☆ピンクダイヤの桜花抄。 黄昏時、地元の中学生達が自転車に乗り、ラジカセと煙草と缶ビールを持ち寄り集いし小さなの漁港の防波堤。 彼等が屯するのはその突端、そこでそれぞれの武勇伝や女などの話を長らくする。微量のアルコールに酔い、ほろほろと寝転がり、気づけば満天と成った星空を眺める。 少年達の吸っている煙草の青白い煙は目の前に広がる悠大な暗闇の一欠片になっていく。 ずっと上の方を小さな赤い光が明滅しながら移動している。 少年A)あれ、人工衛星ど。