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スパイ大作戦(切り返しトークの基礎力1)

少し前に、企業の面接試験で、
ユニークなクイズが流行りました。

有名なのは、Google社の試験です。

それは「小さい身体になって、
ジュースミキサーの中に落とされたら、
どうやって脱出するか?」
というものです。

■詳しく知りたい人はコチラ

藤井の知人の中小企業社長も、
わざと面接室に花を生けておいて、
どれだけの花を知っているか
テストしていました。

女性職員採用のための試験ですが、
花の知識を問うことで、
家柄や家庭環境が分かるそうです。

ちなみに藤井が個人的に好きなのは、
Apple社の「100枚のコイン」
という試験です。

紙に書きながら、
時間をかけて考えると分かりますが、
一瞬で分かったら変態です(笑)

問題と答えを知りたい人はコチラ

さて、第二次大戦当時、
陸軍のスパイ養成機関として
通称「中野学校」というのがありました。

■陸軍中野学校

ここの入学試験が興味深くて、
体験者の回想によると、
面食らうものが多かったようです。

例えば、以下のような、
やりとりがあったそうです。

<引用ココカラ>

階段を上がって部屋に入ると、
大本営の幕僚が三人、参謀本部が三人、
どれも佐官級の参謀ばかりで、
その姿を見て足がすくんでしまった。

直立不動の姿勢で彼らの前に立った。

大本営の幕僚の一人から
『お前、いま上がってきた階段は、
全部で何段あったか?』と
いきなりたずねられた。

何ごとかと思いあぐねて、ゆっくりと
数えながら登ったから覚えていた。

『十三段ありました。』と答えた。

すると今度は参謀本部の一人が、
『ピタゴラスの定理をいってみろ。』
といった。

私は商業学校時代に習ったことはあるが、
遠の昔に忘れてしまっていた。

<引用ココマデ>

もう一つの例も挙げます。

<引用ココカラ>

試験官が10人ほどいて、
いきなり『満州の地図を描け。
その地図に満鉄(南満州鉄道)の
主要路線と主要都市を記入せよ。』

南満を大きく描きすぎたので、
北満のハイラル以北が入らない。

『満州は広大でありますから
もう1枚黒板を拝借したい』と
答えたら大笑いになった。

(中略)

『帰ってよし』

立ち上がって一礼し、
ドアまで行きましたら呼び止められ
『おれの机の上に何と何があったか。』

机には白い布が掛けられてしまっている。

たしか、タバコのチェリーが1箱と
マッチが1箱、アルミの灰皿1個、
メモ用紙若干、万年筆1本、
それくらいかと思ったので、
そう答えたら『概ね正確である。
帰ってよろしい。』

<ココマデ>

如何でしょうか?

常に鋭い観察力を維持することが、
求められているんだなと
理解できます。

そして、それは路上ナンパでも、
全く同じことです。

常に相手女性の服装や持ち物、
歩き方、言葉などを観察して下さい。

それにより、初めて、
有効な和みトークや切り返しが
できるようになります。

観察力を鍛えるには、
普段から、見たり感じたりしたことを
*** 言語化する ***
習慣を持つと良いです。

特に、何らかの感情が動いたとき、
「なぜ、そう感じたのだろう?」
と自問自答しながら、
その時に観察して分かったことを
列記してみましょう。

例えば、ある女性を「いい女だな」
と感じたら、俺はなぜ、
この女にグッときたのだろう?・・と
振り返ってみるのです。

ナマ足とか、ノースリーブとか、
オッパイ、クビレ、腰つきなど、
そのときにチェックしたものを、
アウトプットしてみて下さい。

逆に、イラッとしたときも、
その原因が誰かの言動だった場合、
なぜ俺は、この人の言動に、
イラッとしたのだろう?と、
振り返ってみましょう。

ナンパを極めることは、
その人のインテリジェンスを、
劇的に高めます。

それこそ、陸軍中野学校でも、
チャラい格好をして、
ナンパもしたと聞いています。

ナンパは最高の自己啓発と言いますが、
ナンパを極めることは、
最高のインテリジェンス養成とも、
言えるわけです。

今日の話は、ここまでです。

最後まで読んで下さり、
ありがとうございました。

それでは、また!

藤井隆博


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