アメリカ出張中に感じた日記(96日目)

五週間にわたるアメリカ出張が終わった。流石に今回は長かった。出張中に思ったことを記す。

出張中に移動の車の中で気分が沈んでいた。イライラとモヤモヤが募っていた。色々と上司から細かく指示を出されてそれくらい分かるよとか、そんなん言うんやったら自分でやれやと思っていた。今思うと別にそんなことはないんだけど、長期出張で疲れが蓄積していたのがあったとは思う。

会話も疲れて、ワンピースの最新話を読んでいた。
今のワンピースは佳境だ。五老星の一人、ジェイガルシア・サターン聖と三大将の黄猿が出て来てルフィー達と戦っている。壮大な戦いだ！
すぐにその世界観に引き込まれた。あっという間に読み終わった。そして、面白かったところを再度読み直し、ワンピースの世界から出た。いや、完全に出ずその世界に浸っていた。

ふと、前を見ると運転をする米人と上司が目に入った。しかし、先程までのイライラやモヤモヤは全く感じなかった。
疲労と負の感情で視野の狭いものしか見れておらず、そこ(目の前の世界。日本での仕事環境や妻とのプライベートな生活等が忘れてしまっている)だけが自分の世界だと勘違いしてしまう。

視野が狭くなると苦しく、今の境遇を深刻に考えすぎてしまうと思う。
もっと伸びやかに自由に。本来の自分はそうだと言うことを忘れないように。