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入試問題文を聴いて覚える化学!金沢大学(2019年)

医薬品,糖
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下記,金沢大学(2019年)で出題された入試問題文です。

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高峰譲吉(1854年~1922年,現在の富山県高岡市生まれ)は,1890年に日本の米コウジを使ったウイスキーの醸造を行うため渡米した。醸造とは,コウジ菌の働きによる「 ア 」でアルコールや食品などを製造することである。

 彼は1894年にコウジ菌から「 イ 」の一種であるジアスターゼを抽出し,タカジアスターゼと命名した。「 イ は人のだ液やすい液に含まれ,「 ウ 」を加水分解し「 エ 」を生じる酵素である。

 「 エ 」は,α-グルコース2分子がα-1,4-グリコシド結合した構造をしており「 オ 」反応を示す。「 エ 」を希酸と加熱したり「 カ 」で処理するとグルコースが得られる。

 タカジアスターゼは,消化薬として有名になり,現在でもタカジアスターゼとリパーゼを含有する胃腸薬が販売されている。リパーゼは人の胃液やすい液に含まれ,「 キ 」を消化する酵素である。

 糖尿病薬として使われているボグリボースは,α-グルコースと構造が似ているため,「 カ 」の酵素活性部位に結合し「 ク 」として働くため,血糖値の上昇が緩やかとなる。

 また彼は,1900年に家畜の内臓物からアドレナリンを抽出し,結晶化に成功した。これには止血作用があり,長く外科手術などに使われてきた。


■問題
「 ア 」~「 ク 」にあてはまる最適な語句を下の語群からそれぞれ一つずつ選び,記号で答えなさい。

(あ) アミラーゼ (い) インベルターゼ (う) スクロース
(え) セルラーゼ (お) セルロース (か) セロビオース
(き) タンパク質 (く) デンプン (け) ニンヒドリン
(こ) マルターゼ (さ) マルトース (し) 核酸
(す) 銀鏡 (せ) 脂肪 (そ) 触媒
(た) 阻害剤 (ち) 発酵



※一部改

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★「空欄に入る語句(解答)を入れた全文章」を朗読しています。


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特に、毎日、寝る前に聴き流すことをおすすめします!

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