画像1

入試問題文を聴いて覚える化学!防衛医科大学校 (2021年)

原子の構造,電子配置,イオン,化学結合
00:00 | 00:00
下記は、防衛医科大学校 (2021年)で出題された入試問題を編集したものです。

「原子の構造」,「電子配置」,「イオン」,「化学結合」等について,よくまとめられた文章です。

こちらを朗読した音声データをアップしたので、ダウンロード(無料)して何度も聴いて覚えることをおすすめします。

----------------------------------------------------


 原子は,その中心に存在する原子核と,原子核のまわりを取り巻く負の「 a 」をもつ電子で構成されている。原子核は正の「 a 」をもつ陽子と「 a 」をもたない「 b 」とからできている。

 原子の質量の大部分は原子核の質量であることから,陽子の数と「 b 」の数の和である「 c 」は原子の質量にほぼ比例する。元素ごとに決まっている陽子の数をその元素の原子番号という。原子番号が同じであっても「 b 」の数が異なる原子どうしを互いに同位体であるという。

 電子は,原子核のまわりの電子殻といういくつかの層に分かれて収容されている。各電子殻には収容できる電子数に制限があるため,原子は電子数に従った個別の電子配置をとっている。

 原子は,原子番号の最も近い「 d 」族の原子と同じ電子配置をとる傾向がある。電子を失うか,電子を受け取ることによりイオンを生成する。原子から電子1個を取り去って1価の陽イオンにするのに必要なエネルギーを「 e 」,原子が電子1個を受け取って1価の陰イオンになるときに放出されるエネルギーを「 f 」という。

 一般に,「 e 」が「 g 」原子ほど陽イオンになりやすく,「 f 」が「 h 」原子ほど陰イオンになりやすい。これらのエネルギーの値は,原子が共有電子対を引き寄せる強さの指標である電気陰性度と関連している。電気陰性度の異なる2つの原子からなる共有結合は「 i 」をもつ。アメリカのポーリングは,「 i 」が大きいほど結合エネルギーが大きくなるという相関を見出し,電気陰性度の定量化を行った。

 一般に,「 i 」をもつ分子どうしには,「 a 」の偏りにより生じた正と負に帯電した部分が静電気的に引き合う「 j 」が働く。「 j 」の大きさは,原子間の化学結合に比べて弱い力であるが,液体の沸点や固体の融点,溶媒への溶解度など物質の重要な特性に影響を与える。


■問題
空欄「 a 」~「 j 」にあてはまる最も適切な語句あるいは数字をそれぞれ記せ。


----------------------------------------------------


★「空欄に入る語句(解答)を入れた全文章」を朗読しています。


----------------------------------------------------


「入試問題を解き+聴いて覚える化学」
は下記「自宅でできる受験対策ショップワカルー」で販売しております。

「入試問題を解き+聴いて覚える化学 有機化学編」
https://lovestudy.thebase.in/items/51103475

「入試問題を解き+聴いて覚える化学 有機化学編」
https://lovestudy.thebase.in/items/51104230

「入試問題を解き+聴いて覚える化学」 お買い得セット商品
https://lovestudy.thebase.in/items/51138829

「入試問題を解き+聴いて覚える化学」とは、『入試問題集(穴埋め、選択、マーク)』+『その問題文を耳で聴ける音声データ(オーディオコンテンツ)』です。

まず、問題を解くことで理解度をチェックし、さらにその問題文を何度も聴くことで知識を定着させることができます。


問題文を朗読した音声データは『時間を有効活用したい!』という受験生のための画期的なツールです。

移動中など手が塞がっている状況や寝ころんだ状態、目が疲れているときなどでも勉強できることがなによりの利点です。


耳さえ空いていれば聴けるので、次の4つのシーンの「スキマ時間」の活用で効率的に勉強ができちゃいます。

1.通学などの移動中
2.散歩やランニングなどの運動中
3.就寝前
4.入浴中

何度も聴き流すことで自然と頭に入ります。

特に、毎日、寝る前に聴き流すことをおすすめします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?