勝利が絶対とそうでない者たちの違い

こんばんは、天道です。

えーと、今夜も負けました〜。そんなときもありますよね。


で、タイトルですが、

最近調子が悪い…で片付けがちなカープさんですが、調子が悪いので
はなくて、優勝した選手達の賞味期限がきているのではないかと感じ
たのと、

昨年から調子がいい球団について考えたときに、タイトルの言葉が
ふと浮かんできました。

なので、タイトルのようなことを考えてみたいと思います。


我らが広島東洋カープは2016年から3シーズン連続でセリーグ優勝して
きました。

さて、カープの前に3連覇か連覇したチームはどこだったか…


読売ジャイアンツさんですね。

2012年から2014年と、2007年から2009年の2回、3連覇しています。


で、読売さんが3連覇する前のシーズン終了後にFAで補強した選手は、

2011年は村田選手と杉内投手、2006年は小笠原選手です。


この補強が当たったのかは置いておいて、結果として3連覇しています。

なので、

読売さんの補強は、結果として大当たりだったといってもいいと思います。


上手く補強して3連覇してきた読売さんでも、3連覇以上は近年は
出来ていません。

ということは、大体の選手の絶好調の旬としては3〜5年くらいなの
かなと感じられます。


2年MVP級の活躍をしてFAして、新しいとこで活躍出来るのは
大体3年くらいだと推測出来ます。


細かいことは省きますが、読売さんが今の調子を維持出来るのも
今年を入れて後2年くらいだと想像出来ます。


では、カープを含めた他のセリーグのチームはどうしたらいいのか。


簡単です。


今年と来年に掛けて、若い有力な選手を育てることです。

それが上手くいかないと、また読売さんが何処からかMVP級のFA
選手を連れてきて、連覇されます。


え、そんなのFAされないようにしたらええやん、って思う人も
いるでしょう。確かにFAされなければ戦力は落ちないように
思いますよね。


でもよく考えてください。


上の方に書いてますが、選手の旬は3〜5年です。

FAしなくても、残り3年の旬を謳歌出来ればいいですが、
予定より早く劣化が始まるかもしれません。

FAした選手なら敵チームなので気にもしませんが、もし残ってくれた
選手がみるみると劣化していったら、目も当てられません。


残ってくれた恩義があるので、レギュラーから外し辛い、レギュラーと
して使っていても成績は以前より下がっている…

こうしている内に、伸び盛りの若い選手の成長期間も過ぎてしまい、
両者共倒れの、チームは泥沼に突入ですよ。


2012年までのカープは、そんな感じでした。

その前後に入団した選手を育てて、2016年から3連覇しました。


ドラフト戦略が当たったとか、育成が上手くいったとか、様々な
勝因はあります。

ですが、そんなカープでも3連覇以上は現状出来ませんでした。


育成上手でも限界があります。絶対落ちる時がきます。

まさに今シーズンがそのときなのです。


でも、生粋のカープファンは悲観していません。

だって、カープのフロント自体が勝利を絶対視していないからです。


カープ球団にとって毎年良い成績を取られるとよくありません。

親会社がいない独立採算制の球団としては、出せる金額に限りがあります。


なので、嘘か本当かわかりませんが、

「毎年優勝せんでええ。せめてAクラスに入れれば」

とフロントが言っていたという噂を聞いたことがあります。


そんな感じなので、今年のカープは調子悪いですが、悲観していない
のです。


逆に勝利を常に求められている球団はそうはいきません。

他の球団の新しい良い選手を常に求めることが、勝利を呼ぶチカラに
なります。

なので、そのような球団さんが他の球団のFAした選手を取らなくなる、
なんてことは絶対にありません。


逆にFAした選手を取ってくれないと、他の球団の若い選手が出てこれ
ないことにもなります。

ある意味、良い循環なのかもしれませんね(笑)


さて、

今年は少し早いですが、新しい若い選手達の活躍を楽しみに、観戦
していきたいと思います。

そして、無事にシーズンが終わることを願っています。


いちカープファンの戯言の長文を、ここまで読んでくれて誠に
ありがとうございましたm(_ _)m

明日こそ勝つぞ!頑張れカープ!!


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