見出し画像

【エッセイ】ラベルレスボトル

今日、何気なく飲み物を買おうと思い、スーパーに立ち寄ったら、ラベルレスボトルが販売されていました。

棚の説明を見てみると、アサヒ飲料の”おいしい水”という商品でした。ラベルがないのは珍しいと思い、購入してみました。ラベル以外は普通で、そこまで舌に自信はないですが”おいしい水”でした。

ラベルというのは商品の顔であり、唯一商品をアピールできる場所なのではないかと思います。それこそ、キャッチーなフレーズやインパクトのある図柄で消費者の目を引くというのは販売戦略として重要だと思います。

そんなラベルをなくすというのは大きな決断だなと思いました。ラベルレスにする理由として、環境に優しいからというのがまず浮かびました。言い方は悪いですが、ラベルは収益を上げてなんぼの企業が犠牲にしていいところなのかと疑問に思いました。

ペットボトルは出先で利用するのに便利だし、生活している以上一定数消費するのは確かです。マイボトルを使用するとペットボトル本体のプラスチック消費を抑えられるからもちろんその方が良いのも確かです。

じゃあ、効果が低いのでは、と純粋に思ってしまいました。塵も積もれば何とやらと言いますが、このペラいラベルよりも着手すべき点があるのではないかと考えてしまいました。

そこで思い出したのが、コンビニのレジ袋の有料化です。レジ袋自体、プラスチックの消費量から考えると割合は少なく、商品の包装がほとんどの割合を占めているという報道がされていた記憶があります。だから、不便になるだけでパフォーマンス的な要素が強いと。

今では、当初は想像もしなかったほどエコバッグが浸透しています。もちろん、お金が勿体ないと渋々エコバックを使っている人や、計算してみるとレジ袋を買った方が安いのではという人もいると思います。

しかし、プラスチック問題について考える機会になったのは間違いなく、このラベルレスもそういった企業からの投げかけの一つなのかなと思いました。

ちなみにですが、ラベルがないとボトルの柄が目立つので面白いなと思いました。

以下に参考にしたサイトのリンクを貼ります。

*剥がす手間が省けるというメリットも紹介されています。

ラベルレスは元々ケース販売用だそう。

レジ袋有料化について記事がありました。
・プラスチック消費におけるレジ袋の割合は2~3%
・ごみ袋として違うポリ袋が必要
・エコバックは環境に優しい素材なのか


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?