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不老長寿のすゝめ/一般的なマスター3白帯が末永くおこなう柔術。其の一。

2024年現在マスター3世代ですが、
自分史上一番フィジカルが整っているのではと感じています。
10代20代の時よりも。

アスリート基準で考えるとそんな訳がないとなってしまうかもしれませんが、
普遍的な一般大衆でいうと全然あり得ると思います。

なぜそう思うのか。
柔術をはじめて1年でその考えに至った理由をnoteしていきます。

長くなりそうなので2回に分けて、

其の一、ハードワークにはメンテナンスが必須
其の二、プロのアドバイスはレベルが違う

今回は其の一。

メンテナンスが超肝要。

「健康的な人生を送るために必要なことは」という質問に対して、
多くの人は「運動と食事」と答えるのではないでしょうか。
僕もそう思っていました。
しかし今はそこに「メンテナンス」を加える必要があると思っています。
「運動と食事とメンテナンス」、
それが今感じている最重要ファクターです。

なぜメンテナンス?

社会に出て約15年間、ほぼ運動をしていませんでした。
食事はなんとなく気にしていたので体重の増減はあまり無く、
また幸運なことに大きな怪我をすることも大病もなく、
そのため風邪等以外で病院にかかることがありませんでした。
会社で年1回ある健康診断も、
なにがしか経過観察等でひっかかっていたのですが、
自覚症状が全くないこともあり放ったらかしにしていました。
もし柔術をやっていなければ今もそうだったと思います。
その結果人並みに年を重ね、デスクワークなら誰もがなるような、
腰痛・ストレートネック等の緩々とした経年劣化を感じていました。

柔術をはじめて

15年ぶりに全身から汗が滝のように流れる運動をすると、
身体中の細胞が生き生きと脈打つ実感がありました。
週1日ではじめたトレーニングが2日に増え3日に増えそして週5日に。
睡眠も明らかに深く寝れるようになり、
朝はすっきりと目覚めることができ、
仕事で考える作業を行う際も脳がシャキッと稼働している手応えが。
実感は確信に変わります。
運動が身体に及ぼす影響は絶大であると。
しかし、それまで運動をしてこなかった一般的なマスター3の肉体は
その運動に耐えられませんでした。

大怪我の功名

急に激しく運動したこともあり、
柔術をはじめて半年で肋軟骨損傷・足指骨折・首の椎間板ヘルニアになりました。
しかし、
まさしく怪我の功名でメンテナンスの重要性に気づけたのです。

はじめてのセカンドオピニオン


怪我の中でも首の椎間板ヘルニアはかなりしんどい症状でした。

・一定の角度と方向が激痛で向けない
・激痛で寝返りがうてない
・右手が首から指先まで常に痺れている

という状態でした。
稽古に支障が出る状態だったので、
CTスキャンをしていただくと「神経を痛めたのかもね」とのこと。
・安静
・リハビリ
・痛み止め処方
で診察を終えました。

が、一向に治らず悪化するばかり。
周囲から助言を受け人生ではじめてのセカンドオピニオンへ。
MRIを撮っていただき結果、椎間板ヘルニアだったことがわかります。
(CTでわかることMRIでわかることにも得手不得手があるようなので、
診断に違和感がある方はセカンドオピニオンおすすめです。)

首と右手が上がらない(貞子感)

症状に名前がつき、
あとは治すだけと喜び勇んだのも束の間、
ある寒い朝ベッドで目覚めると、
首と右手が硬直して動きません。
もちろん激痛つきで。

これには本当に途方に暮れました。
椎間板ヘルニアのせいということもわかってるし、
それを治すには安静にしてヘルニアが引っ込むのを待つだけということもわかっている。
なので、病院に行っても痛み止めを処方してもらうだけだよなーという絶望。

しかしあまりにも痛すぎる。
その日は手巻き寿司パーティをする予定が夜にあり、そこまでになんとか右手を動かせるようにしなければ。
と、体がL字のまま頭を悩ませました。

僕は極度のくすぐったがりで、
それまで整体というものをできるだけ避けてきました。

整体に連絡してみるかいやでも今くすぐったくなったら本当に地獄だなと考えていた時に、
以前友人から聞いた「電気鍼」が脳裏に浮かびます。

蜘蛛の糸を掴む心持ちで鍼灸院へご連絡し、
一縷の望みをかけて鍼師さんのもとへ。
(このときの着替えは本当に大変でした)

ハンター×ハンターのポックルさん

はじめての鍼は本当に衝撃的でした。
首の患部から右手にかけて複数本の鍼を刺し、
そこに電気を流すのですが、
等間隔で定期的に工事現場のハンマードリルを打ち込まれているようなショック。
自分の意思とは関係なく筋肉が動く感覚にびっくりしました。

約30分の施術が終わり恐る恐る首と右手を意識すると、
無事に動かすことができました!

鍼師さん曰く、
身体にダメージがある際に寒い中同じ姿勢で寝ていると発生するケース、
とのことだったので皆さんお気をつけください。  

刃牙の超回復みたいな

それを機に少しでも不調の前兆を感じたら、
鍼をうっていただくように。
また不思議なもので整体もくすぐったくなく受けられるようになりました。
(そして怠けていた健康診断の精密検査の受診も行きました)

身体の歪みや筋肉のハリそして疲労。
それらをケアしてもらうようになると、
トレーニングの成果が加速度的に肉体に現れるようになりました。

適切な運動のためのメンテナンス

これが僕が思うメンテナンスが必要だと感じる理由です。
洗顔料を使用したら化粧水を塗らないとむしろニキビが増えるみたいな。

運動が身体に及ぼす影響の大きさ。
そして、
運動を行うために必要なメンテナンス。

アスリートの方々は当たり前にトレーニングとケアを行っているかもしれませんが、
一般大衆は決してそうではないと思います。
そのため、マスター3世代の今それを実行できれば、
自身の10代20代より整った自分史上最高のフィジカルを手に入れることが可能だと感じています。

参考になれば幸いです。
次回、其のニに続きます。




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