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脳が「楽しい」と感じるトレーニングによる爆発的経験値の獲得について

先日、約1年間行った自主練習の最終日でした。

「「楽しい」と思える時間の大切さ」を感じたので、
それをnoteできればと思います。

たかが運動されど運動

柔術、めちゃくちゃ楽しいです。
なのですが、言わずもがな武術であり格闘技でありコンタクトスポーツ。
もちろんしんどいこと痛いこと大変なこともあります。
では、何を以て楽しいか。

というような観念的な楽しさの話しではないです。今回。
上達するために「楽しい」という要素が大事なのではというテーマです。

上達するために必要な「脳が楽しいと感じること」

上達するために何が必要か考えると、

1、稽古量(技術の反復練習)
2、稽古の質(シチュエーションへの応用と経験)
3、稽古を反芻し次回に生かす思考(経験値を足し算から掛け算へ)
4、柔術に耐えられる肉体を有するためのフィジカルトレーニング(筋力・柔軟性)
5、メンテナンスと休息(怪我防止)

上記の5つは必須かなと僕は思います。
それに加えプラスαとして、

6、技の自動化(道理を身体に染み込ませる)

上記ができると、より習熟度の速さを上げられるのではと考えました。
その為に「脳が楽しいと感じること」が必要というお話しです。

楽しいと感じている時に脳内で何が起こっているか

僕が思う楽しいと感じている時ですが、

・ストレスが少ない
・気遣いが少ない
・無意識 
・没頭できる

上記のような状態になることで、
脳内にリラックスが生み出すデフラグ効果が起こり、
今まで積み重ねた修練が自身に合う形で整理され、
ふとした瞬間に身体に沁み込み馴染む。

「あ、このかんじか」みたいな気づき。

その結果、
考えずとも身体が動き
シームレスに技が発動するという段階に進みやすくなると思います。

相手の動きを見て、判断し、右手をどこにおき左足は・・・
等々のそれまで数テンポ必要だったアクションが
阿吽で行えるようになるイメージです。

それぞれの限定条件

先生に教わったことが
細胞の末端レベルまで隈なく腹落ちし、
意識せず身体操作が可能になるための理解が起こる。
そのシチュエーションが
各個々人で異なりそれぞれ限定的に存在するのでは、と思っています。
僕にとってはそれが、
個人的に楽しいと感じる「延々と1つの技の打ち込みに没頭できる時間」だったということです。

過去を振り返ると

因数分解も授業中ではなく部屋で机に向かっている時に、
シュートも部活時ではなく友達と公園で壁打ちしている時に、
スキーもレッスン中ではなくのんびり滑っている時に、
運転も免許取得後に公道でようやく。
(だから教習所は本当にしんどかったです)

僕の特性として、
そういうぼんやりした
脳をあまり稼働させていない時間で理解が起こるタイプ、
なのだと思います。

ひょっとしたらご自身の過去にヒントがあるかもしれませんので、
是非皆さんも記憶を辿ってみてください。

もちろん、テクニッククラス・シチュエーションスパー・スパー・セミナー等々で理解できる方もいると思います。
僕にとっては没頭できる打ち込みの時間がとても役に立ったという一例として
どなたかの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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