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白帯の技術的成長期の活かし方

不得手な技に手応えを覚えることができたのでnoteします!
白帯のどなたかの参考になれば幸いです。

なぜ、不得手か

1日24時間の中で、
不得手な技に対してどれくらい真剣に向き合っているでしょうか。
稽古、出稽古、スパー、シチュエーションスパー、打ち込み、ソロドリル、自主練、考える時間、映像を見る時間等々、
多分、得手と自身で思っている技と比較して
圧倒的に少ないのではと思います。

好きこそものの上手なれ

好きな技って楽しいです。
集中も、ものすごくして取り組んでいると思います。
それはとても素晴らしいことだと思うのでそのままで良いとして、
ではいつ不得手を克服するのか。

限定条件の最大公約数化

結論から言うと、

「怪我をして得意な技の稽古ができない時」です。

この時、不得手な技の稽古がとても楽しく感じます。
いつもとは桁違いに真剣に取り組めます。
正しく怪我の功名です。
この期間、しっかり活かせれば好きな技が増え、
より柔術が楽しくなります。

嘘のような本当の話し。

精神が肉体に及ぼす影響は物凄いです。
脳は無意識レベルで好きな技を選択し、
好きな技から得られる情報を演算処理し最大限に吸収しています。
勿論、脳も容量に限界がありますので、
不得手なことは忘却の彼方へ押しやられます。
意識してスパーをしたとて、
そこにはどうしても差が存在せざるを得ません。

色帯になって得意技を封印した上で、
スパーを行えるようなレベルになればまた別の話しですが、
今、白帯の僕らは
相手になってくれる方と攻防が成り立つかどうかの段階だと思いますので、得意なこと・好きなことが強制的にできない瞬間は、
不得手な技に集中的に取り組めるビッグボーナスタイムに他なりません。

不得手から得意ではないけど好きな技へ

骨格、筋力、柔軟性、運動神経、性格、スタミナ等々個人差がありますので、
当然そこには自分向きの技とそうでないものがあると思います。

全ての技を得意とするには膨大な時間と努力が確実に必要です。
しかし、「得意とは言えないけど好きな技」、
これには到達できます。

好きな技が増えて実感したのですが、
本当に柔術がより楽しくなります。

ずっと自分のターン

スパーの際、
得意ではない形になり、
それを耐える時間・忍ぶ時間が
本当にしんどくて、
なんとかこの局面を脱して、
自分の好きな状況に持ち込むというメンタルでやっていたのですが、まあ疲れます。

しかし好きな技が増えると、
楽しい局面がどんどん増えていきます。
今まで、あれ?時計全然進んでないよ、
と感じていた瞬間が劇的に減り、
あっという間にスパーの時間が終わり、
疲労感もびっくりするくらい少なくなります。

心持ちだけで景色が変わります。
是非試していただきたいです!

勿論怪我の程度によりますので、
末永い柔術生活を楽しめるよう
無理せず自己判断をお願いします。

次に何を習得できるか、
楽しみでなりません。

柔術最高!



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