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弱肉強食。

「活動を通じた学びが得られず、自分のためにもなりません」。情報科学高校は、夏休みの課題として実施する読書感想文の案内の中に「注意事項」として生成AIを使用しないよう呼びかける文言を入れた。

そもそも、読書感想文が夏休みの課題として必要なのか?

松江第三中学校も宿題に関する文書で生成AIについて「そのままの使用は禁止」との一文を加え、教室でも生徒に注意を促す。吉野敦博校長は「課題は生徒の実力で取り組むべきだ」とする。

生徒の実力って何を指すのですか?

一方、多くの学校は大々的な呼びかけは行っていない。飯南高校の伊藤由実子教頭は「便利なのは事実。適切な使い方を学ぶのが大事だ」と強調する。

適切な使い方を学ばせるためには、先生が使ってみないとね

この記事を見て、そろばんのことを、思い浮かべました。

○昭和30〜40年代
小学生10人のうち4〜5人はそろばんを習っているほどの黄金時代へと突入。級の取得が就職に有利とされ、そろばん人口は約800万人にものぼる。

○昭和50年頃以降
電卓などの登場によりそろばんの実務価値がなくなり、急速にそろばん人口は減少。受験戦争の勃発、ITの進化と急速な普及、少子化の始まりなどを経て、平成17年頃には、そろばんはもはや消滅するのではないかとまで言われる。

○平成中期以降
脳科学ブームにより、脳力開発のツールとしてそろばんが再注目。消滅は免れる。

本当に必要なものであれば、生き残る。そうでなければ、いずれ消える。

生成AIの登場で、時代の終焉を迎えるのは、果たして何だろうか?

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