見出し画像

夢を数値で測れるものにしない

おはようございます!
1日の食事量が減ったこと、睡眠時間の短尺、毎日の運動によって、そこそこ自分の体に負荷がかかっているなあと、疲労があまり抜けていない朝を迎えていますが、逆にそれこそが本望だなと思ってしまっているwataruです。

やっぱり筋トレで嬉しいのは次の日に感じる筋肉痛という部分もあるし、自分をちゃんと追い込めているんだっていうやってる感は幸福につながるんだと改めて実感しています。

ということで本日は「夢を数値で測れるものにしない」というテーマでお話しをしていこうと思います。

昨日もブログの冒頭で少しお話しをしたと思いますが、最近ハマってるオードリーのANN(オールナイトニッポン)というラジオの中で、M-1グランプリで優勝したウーマンラッシュアワーの中川パラダイスさん、そしてキングオブコントで優勝したバイキングの西村さんがゲストとして出演している回があって、その時の話が面白かったんですね。

というのも、中川さんと西村さんの2人に"今後のお笑いの目標はある?"と聞いたところ、2人とも口を揃えて"お笑いの目標はそんなにない。もう賞レースで一位を取ってしまったし、次の目標がない"というようなお話しをされていたんですね。

これは、このお二方が特別お笑いについて考えていないという番組内でのキャラ的なところも少しあるとは思いますが、やっぱり数値的な目標を夢として掲げて、それを達成してしまった時の燃え尽きとか何も残っていない感じとかは、結構起こりうる現象なんだろうなとも思ったんですね。

例えば、Youtubeで100万人の登録者を達成するという目標を掲げていて、実際にそれが達成されてしまったらそこからどんどん再生回数が落ちていってしまう人とか、それこそお笑いでいうM-1もそうだと思うし、音楽のビルボートの順位とか、まあいろんな業界でそれに似た現象って起こっていると思うんですね。

この現象は、言ってしまえば手段が夢になってしまっていて、燃え尽きてしまうというパターンだと僕は思っているんですね。

というのも例えばYoutubeにしても、M-1にしても同じだと思っていて、Youtuberが目指してることってより多くの人に見てもらいたいとか、たくさんの人に感動を与えたり、影響を与えられるような人になりたい、みたいなところが根本の夢とか目指してるところだと思うんですね。(人によって違う場合もありますが、、、)

そう考えると100万人の登録者っていうのは、あくまでただの通過点であって、自分たちのことを応援してくれる人がとりあえず100万人集まったよっていうくらいのものだと思うんですね。

さらに言えば100万人いきたいと言うことって、仲間を集める時に上手く使えると思っていて、、、
ファンを作ったり、仲間を作っていく上では自分達の今の現在地と行きたい目的地をはっきりさせて、そこに人々が応援したくなるような応援シロを乗せていくという作業が必要だと思うんですね。

なので自分たちの現在地と明確にわかる目的地を設定して多くの人を巻き込んでいく、というそういう自分達のムーブメントを作っていく、自分達の声が届く範囲を広げていく一つの手段でしかないなあと個人的には思っているんですね。

ただ、こういうように手段だったものがいつの間にか夢とか目標になってしまっていて、達成したときには燃え尽きてしまっているということが、現状起こっていることなんだろうなと思っています。

さらに言えば、M-1とかも同じような感じだと思っていて、お笑い芸人の夢とか目標って本来たくさんの人を元気にするとか、より多くの人を笑わせるっていうことだと思うんですよ。

そして、その中の手段として色んな賞レースとかがあって、そこで活躍していくことで自分達のことを見つけてもらうとか、優勝して光を浴びることでメディアへの露出が増えて結果として劇場でやっている時よりも多くの人に笑いを届けられているとか、そういう手段だと思っているんですね。

しかし、ただただM-1で優勝するみたいな、ただ漠然とM-1を獲りにいくみたいな芸人さんって意外と多いのかなあと思っていて、まさに手段が夢とか目標にすり替わってしまっているパターンだなと個人的には感じました。

だって実際に今のバラエティーとか、テレビで活躍している人を見てみても、M-1を優勝した人だけが活躍しているかと聞かれたらそんなことは全くなくて、それはただの世に出ていく手段だと言うことが明瞭にわかると思います。

例えば今世の中を席巻している千鳥にしても、オードリーにしても、彼らは賞レースで1位を獲ったわけでもなく、自分たちのやりたいことやお笑いを多くの人に届けるための手段として上手く使った好例なのかなと思います。

このような感じで、やっぱり成し遂げたい大きな夢とか目標は数値で測れるものにしないで、それを叶える手段として数値を取り入れるという考え方こそが、長いキャリアを築いていくには良いんだろうなと思いました。

ということで本日は「夢を数値で測れるものにしない」というテーマでお話しをしてみました。
個人的には結構納得感があって、やっぱり理想とか理念こそが自分の大きな柱としてあって、それを体現するための手段や必要な実績として数値があるんだろうなと改めて実感しました。
ではまた!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?