なぜジャイアントキリングが起きるのか!?

おはようございます!

私ごとですが、昨日の夜に無事”スパイファミリー”のネットフリックスに出ている回は全て見終わったwataruです。僕自身、もともとそんなにアニメが好きな方ではなかったというか、食わず嫌いなだけだったのかもしれませんが、そんなにアニメを見ることってなかったんですね。


ただ、直近で紹介されてとっても面白かった”推しの子”をきっかけに、自分の中でアニメへのハードルが下がって、色々と見ている最中なんですね。


なんか僕のアニメへのイメージって出てくる主人公やそのアニメ自体の世界観があまりにも自分とかけ離れすぎていて、なかなか感情移入がしにくいっていうところだったり、ドラマや実写の物語系だと”ワンチャン、こんなことあるのかも、、、”とか、人間が演じていることで感情移入とかわかりやすさみたいな部分が担保されているんだが、アニメだとそこが難しいなあと思っていたんですね。


ただ最近色々なアニメを見漁ってみて全然そんなことないなあと思ったんですね。

というのも、例えアニメのキャラクターだとしてもこっちから興味を持って世界観の設定を把握しにいったり、主人公やその他のキャラクターの性質を理解しにいくことができれば、とっても面白く見れるものなんだなあと気づいたんですね。

逆にアニメだからできるこその映像の面白さや、フィクションの凄さにすっかり魅了されてしまいました。


ということで本日は「なぜジャイアントキリングが起きるのか!?」というテーマでお話しをしていこうと思います。


というのも先日「”足りないこと”が革命を生み出す」というテーマでブログを書いたのですが、このブログ内の最後の方に書いた僕のサッカーでの体験談で、他の世代に比べて弱いと言われていたような世代や、個人で突出した能力を持っている選手が少ないチームほど良い結果を残していたというようなことを書いたのですが、、、


この内容について、改めて”なぜそんなことが起こるのか”という面白い事例を聞けたのでそこについて掘り下げていこうと思ったんです。

※先日のブログはこちらに貼っておきます

『”足りないこと”が革命を生み出す』おはようございます!「だが情熱がある」というオードリーさんと南海キャンディーズの二組の葛藤を描いているテレビドラマや、「毎週キングコング」というキングコングの…

ameblo.jp


さて先ほど前述した通り、弱いチームほど、突出した能力を持っている選手が少ないとされていたチームほど良い結果を残したという、いわゆるジャイアントキリングといわれるような現象を僕自身はすごい感じてきた人生だったのですが、この背景にある大きな要因は圧倒的なチーム力だと思うんですね。


これは圧倒的で何でもできる選手を何人か抱えている能力に頼ったチームよりも、全員が協力できてお互いに信頼しあっているチームの方が強いということと同義であり、これを象徴する面白い事例があるんです。


というのもこれはアメリカで行われた実験なのですが、”まだ茹でていない固いパスタとセロハンテープを使う実験で、どれだけ高い位置までいけるのか”


という、まあ言葉で説明されてもよくわからないゲームを行ったみたいなんです。

そしてこれはチーム戦で行うことになり、一つ目のチームはMBA(経営者の資格のようなもの)の資格を持っている人をかき集めた超エリート集団、そして二つ目は近くの幼稚園児をかき集めて作った幼少チームの二つのチームで争うことに。


まあ話の流れからわかってしまうと思いますが、この戦いに勝利したのは近くの幼稚園児をかき集めた二つ目の幼少チームで、まだまだ人生経験も頭脳も足りていない子供だけのチームが、MBAを持っている超エリート集団よりも茹でていないパスタを高い位置まで持っていくことができたんです。


では、なぜアメリカでも優秀なエリート大学を卒業しないと取れないMBAを保持している人たちが、近くの幼稚園児に負けてしまったのか。


この要因は大きく心理的安全性の有無なんです。

幼少チームは超エリート集団に比べて心理的安全性がとっても高くて、例えば幼少チームの中で誰かが発言をしたり、アイディアを出したとしてもそれが尊重されどんどん試しては失敗をして、という他人の意見を取り入れて、トライアンドエラーを高速で繰り返していたという点があったという。


それに比べてMBA保持者の超エリート集団は、”まずリーダーを決めて〜”とかの話し合いで色々と意見が別れてしまったり、”いやいやこのアイディアで行こうぜ”とかたくさんの衝突があり、なかなか進まなかったみたいなんです。

なのでみんなの意見が尊重されて、いろんな子からアイディアがバンバン出てくる幼少チームよりも結果を残せなかったんですね。


まさにこれがとっても面白い事例だなと思って、ジャイアントキリングもこのようにして起こっているんだろうなと思うんです。


皆さんにもジャイアントキリングで弱小チームが最強のチームに勝つ場面を想像して欲しいのですが、弱小チームが最強のチームに勝つような場面だと、圧倒的に弱小チームのチーム力や仲の良さみたいなところが浮き彫りになっているケースがあると思いませんか?

まあ有名なところでいくと、スラムダンクで桜木花道のいる湘北高校もそうだし、ルーキーズで川藤先生率いる二子玉川学園高校もそうだと思うんですよ。

ドラマや映画などのフィクション作品なので一概に真実だとは言えませんが、このイメージは全然間違っていないと個人的には思っていて、お互いに嫌なことや言いづらいことを何でも言い合えるとか、例え喧嘩をしたとしても人格を否定したりするようなことではないので、またすぐに仲良くなれるとか、そういうチームとしての仲の良さや心理的な安全性を保っているチームが強いんだなあと思いました。


ということで本日は「なぜジャイアントキリングが起きるのか!?」というテーマでお話しをしてみました。

皆さんもいろんなチームに所属していると思いますが、各々のチームでこれができているのか、確認をしてみても面白いのかなと思います!

ではまた!




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