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はいしゃのはなし

 私は歯医者が嫌いだ。苦手とかではなくめちゃめちゃ嫌い。歯がほんとにたまーに痛むようになっても、それとは比べ物にならないくらい歯医者に行くことが嫌いなので、歯医者に行くという選択をしないくらい嫌い。

 でも、その嫌いって気持ちを罪悪感がちょっと上回るときがあって、そうなると歯医者に予約を入れるんだけど、それがこの前きた。なので私はいま歯医者に通っている。

 めちゃめちゃえらくないですか?歯医者嫌いなのに歯医者に通ってる私すごい。そもそも、歯医者ってほかの病院に比べて嫌度が高すぎる気がする。熱が出たり足を痛めたりしたときに病院に行くのは全然嫌じゃないし、むしろ治すためには行かなきゃでしょって思うんだけど、それが歯の治療となると話は全然変わってくる。歯がボロボロになったとしても生きてたらそれでよくない?っていう考えに至ってしまうくらいには歯医者が嫌い。

 こんなに嫌い嫌い言ってしまってごめんなさい。歯医者さんは1つも悪くないです。でもほんとに歯医者だめなんです。この間も久しぶりの歯医者が嫌すぎて、もう成人しているのにも関わらずヤダヤダって駄々をこねるくらい行きたくないんです。

 なので、なぜ私がこんなにも歯医者が嫌いなのか理由を考えてみた。久しぶりに治療したことで、あー私これが嫌なんだなって改めて自覚したこともあるので。

①ドリルが口の中に入れられる恐怖
 やっぱり嫌いな理由No. 1はこれですよね。意味わかんないです、口の中にドリルって。
 まず前段階の麻酔も地味に痛くて嫌だし、音も怖い。痛くはないんだけど、音の影響で痛いんじゃないかって気分になる。
 あと何かあったら手をあげてくださいっていうお決まりのフレーズがあると思うんですけど、これもすごい怖い。私には治療時間が長い=歯の大事なところまで削ってるっていう認識があります。(論文とか学術的なものを読んだわけではないです。なんかそんな感じするよねってだけです。)なので削る時間長いなーって1回思ってしまうと、大事なところまでいっちゃってるから手をあげるような痛みがくるかもしれないっていう恐怖心が出てきちゃう。これがいやだ。

②目と足どうすればいい問題
 これは久々に行ったことで自覚したことのひとつ。皆さんは歯の治療中目を閉じていますか?開けていますか?
 私は高校生くらいまで、めっちゃ目を開けてました。ずっと開けてるっていうわけでもないけど、閉じてる時間より開けてる時間の方が長かったような記憶がある。でもあるタイミングで、目開けてるのおかしくないか?って思うようになり、それから目をずっと閉じるようになりました。
 でも目を閉じるようになって、新しい問題も出てきてしまったんですよね。それが白目問題。
 ライトが顔に当たっているのもあって、治療されていると自分が白目になっているんじゃないかと心配になってくる。それが地味にストレスでいや。
 あと足もどうすればいいかわからない。足の間隔広くない?でも動いたらよくないよな、でももぞもぞするし動きたい!!!って気持ちがずーっと頭のどこかに浮かんでる。これもいや。

③怒られるんじゃないかという不安
 私は歯医者で怒られたことはありません。というか病院で怒られたという経験は人生で一度もないと思う。なのに歯医者に行く時だけ怒られちゃうかもしれないと不安に思うんです。なぜなのか分からないのでどうしようもないんですが、これも歯医者が嫌いな理由のひとつ。

 こうやって理由を書き出してみて、私は歯医者の一方的な感じ?が嫌なのかなと思いました。為す術もない感じっていうか。
 
治療はまだ終わってないからあとちょっと頑張らないと。あーいやだ。


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