焼きたてのsampleパンが届くオンラインパン教室への道(その2)


前回からの続きです。

知ってる方は知ってるとは思うのですが、私は転勤族で、専業主婦の期間が長く子育て中心の生活を送っていました。

以前、朝日新聞「&.w」『東京の台所2』取材していただいた時にお話しさせてもらったのですが、自分の夢を長らく封印していました。

(直接記事がこちらに貼れなかったので、以前のblogをリンクしておきます)



そんな環境だったので、自分で自由に使えるお金なんて、ほとんどなくて工房を持ちたいという事は、夢のまた夢…の様に捉えていました。

オンラインパン教室を主宰して、コロナ禍で移動制限がある中、お手元にsampleとなるパンをお届けしたい!
そんな思いを形に変えるのは、補助金にチャレンジするしかないと思ったのでした。

そしてサポートしてくれる方が偶然目の前に現れ、締切までの2週間は「焼きたてのsampleパンが届くオンラインパン教室」をどうしたら出来るのかを考えて、昼も夜もパソコンに向かい、初めての事業計画書というものに取り組んだのでした。

何度も辛くもう辞めようと諦めかけたのでしたが、これをやめてしまうと、もう2度と自分で何かをチャレンジするチャンスがないような気がして、藁にも縋る思いで、必死にチャレンジしたのでした。

採択されるかされないかわからない事に、24時間フル稼働。
この時は家族にもかなり迷惑をかけました。ご飯を作る時間なんてとれない。
パソコンの知識なんて20数年前の会社員時代から止まったまま…

そんな私をいつも励まし、サポートしてくれる存在はとても大きなものでした。
夢を諦めなくてもいい、まずはチャレンジしてみよう…

そう背中を押してもらった気がしました。  

そのサポートしてくださった方もきっとその2週間を私のために使ってくれていたと思います。有難い…

何のためにこんなにしてくれるのか。

伴走してくれる人がいるからここで諦めずにやるしかないと当時は必死に頑張りました。

その補助金事業は本格的なものだったので、改装の図面なんかもちゃんとしたものを添付しないといけませんでした。

締切まで2週間ほどで始めた取り組み。

頭の中で、構想はあっても実際に図面を描いてくれる人が見つかるのか…
新たな課題がでてきました

(その3へ続く…)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?