ロードバイクに乗って自己肯定感を高める
「ロードバイクの楽しさは何ですか?」と聞かれたら、私は迷わず「移動することの喜び」と答えます。私の場合、移動した先で何かをする訳ではなく、ただ目的地に向かうまでの道中が楽しい。そう思っています。
その楽しさの一つに、移動距離があります。ひとたびロードバイクに乗れば、50キロ、100キロ、それ以上の距離を移動することができます。この移動距離を例えるならば、これまで電車や車に乗って行っていた場所に、自分の力でたどり着けることを意味します。私の場合、千葉駅から東京駅まではじめてロードバイクで行けた時、本当に感動しました。
その他の楽しさとして、移動速度があります。ロードバイクに乗って、風がなく平地であれば、時速30キロで巡航することが出来ます。あたかもマラソン選手になったような、そんな気分になります。
私にとってのロードバイクの楽しさは、移動距離と移動速度。自分の足で歩いたり走ったりしただけでは達成できない領域に到達させてくれるのが、ロードバイクだと思います。
言い方を変えれば、自分の力を数十倍、いや数百倍にしてくれる。それがロードバイクの魅力であり、ロードバイクに乗る楽しさだと思います。
さらに言い換えれば、自己肯定感を高めてくれる。それがロードバイクの良さだと思います。自分にパワーがなかったとしても、持久力がなかったとしても、その足らずをロードバイクが埋めてくれる。
だから自分が非力であったり、長続きしないことをもう恥じる必要はないと、私は思っています。だからこれからもロードバイクに乗って、前に向かって進んでいこうと私は思っています。
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