青春18切符旅
青春18切符とてもいい名前だ。何歳になっても"青春"の2文字を身に纏うことを許してくれるものかもしれない。甘酸っぱい青春とはかけ離れた、移動地獄の18切符旅の始まりだ。目的地は四国。学科の友達と2人での旅行だ。旅行したのが1月頭なので、偽旅行記録noteになってるかもしれない。出発地点は横浜。前置きが長くなる前に本題へ移ろう。
1日目
出発地点は横浜。大学の授業の為に前日に京都から新幹線で帰っできたことは伏せておこう。あの授業さえなければ、京都から四国まで行けたのに。とりあえず東海道線をひたすら進んでいく。
とりあえず、国府津行きの電車に飛び乗った。旅が始まる音が聞こえてきた。車内ではこれといってすることが無く、友達とだらだら話してたら国府津に着いた。
初日は移動日。この先電車と電車と駅と電車と飯の写真が大量に流れてくる。鉄オタ好みのnoteになりそうだ。
車窓から富士山が見えた。空から見たことはあったが、車窓からは多分初めてのような気がする。ヒッチハイクの時見てた可能性も否定できない。
静岡が長かった。静岡県が横に長い。浜松までとても長かった。車内で本を読んで暇を殺した。博士の愛した数式を読破した。
浜松には、昼過ぎに着いた気がする。朝から何も食べてなかったのでここでお昼休憩を取った。浜松は、餃子が有名との事だったので餃子を食べることにした。
五味八珍という静岡のローカル店に行った。さわやかみたいなところだろう。美味しかった。浜松餃子=美味しい。想像の何倍も浜松が都会だった。駅ビルが堂々と見下ろしてくるあの感覚。好きじゃない。
お腹も膨れたということで、すぐさま移動開始。滞在時間約1時間。静岡を感じたことにしておこう。浜松から豊橋へと向かう。
することが無いので、ただひたすら加藤シゲアキのB u r n を読んでいた。友達と話すか、本を読むか、外を眺めるか。心地よいリズムと共にひたすら進んだ。豊橋から大垣へ。さらに進んだ。
大垣に着く前に、本を読破した気がする。気になる人は手に取って見ればいい。
大垣滞在時間約10分。直ぐに移動。正直座るのもきつくなってくる。18切符の洗礼を受けた。米原へ。
車内で何をしたんだろう。何も覚えてない。米原へ着いた。
米原からは、琵琶湖線新快速でノンストップで明石まで進んだ。京都も大阪も素通り。時々聞こえてくる関西弁とエスカレーターの立つ位置で西へ進んでいることをひしひしと感じ取った。車内では少し寝た。流石に疲れた。
明石に着いてまずは夜ご飯を探した。色々迷った結果。明石焼きを食べることにした。明石焼きとお好み焼きを食べた。
ご飯だけが楽しみ。食後明石城跡に行き、その後は死んだように寝た。
ここまで書い溜めて一ヶ月以上近く放置していた。放置ゲームのように、キャラが強くなったり、アイテムが貰えたりすることもなくただ一ヶ月前の文字が並んでいるだけ。この18切符旅noteは未完成のまま投稿しようと思う。このまま書き進めてもいいが、少し違う気がする。この先のnoteは読者が上書きすればいい。何百通りのnoteが読者の頭の中に浮かびは消えることだろう。
実は春休み18切符で仙台と四国の直島・豊島に行ってきた。仙台は1人で四国は2人で。
旅行の”記録”というものは不特定多数の海に投げるのではなく、当事者間の”思い出”として心に刻むべきものかもしれない。独り占めしたい”思い出”も2人だけのものにしたい”思い出”もあるだろうから。
読んでくれてありがとう。次の旅行はどうしようかな。旅行は非日常でありながら、どこか日常が漂うから面白い。気が向いたらnote書きます。その日まで。
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