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ゼミ合宿レポートvol.1 あべけん編


ゼミ合宿in岐阜

秋元ゼミは10/29.30に岐阜県にてゼミ合宿を行いました。
今回も豪華ラインナップのゼミ合宿となりました。

今回から全9回に渡り岐阜合宿での学びを、ゼミ生ごとに振り返らせていただきます。地方創生系のゼミではありますが、各々興味分野が違うので一人一人の視点の違いを楽しみながら読んでいただけると幸いです。

vol.1を担当させていただくのは3年の阿部拳太です。
(武蔵野大学アントレプレナーシップ学部3年生の阿部拳太。秋元ゼミ所属ゼミ長。出身は山形県。山形県学生アンバサダー。モンテディオ山形のサッカークラブでマーケティング活動を行う。

柳ヶ瀬商店街のキーパーソン 岡田理事

今回は柳ヶ瀬商店街で和菓子屋を経営されている岡田理事にお話を伺いました。
岡田さんの生い立ちから現在に至るまでのお話を聞き、特に20代の頃のお話が印象的でした。当時の岡田さんは特に食べることが趣味で、バイトで稼いだお金はすべて食に使用し、食べることを追求していたそうです。その結果、趣味の範疇で収まらず、店舗経営を行うようになりました。ワッフルのお店を商店街で展開したのち、他の大手デパートでもFC展開を行い、着々と企業規模の拡大をしていきました。ですが、FC展開もうまくいかず、若くして多額の借金を抱えざるを得ず、店をたたむことになったそうです。
この状況でも岡田さんは諦めず、自分にできることを精一杯探し、もう一度立て直すために戦い続けたそうです。
そして、現在は和菓子屋であるツバメヤを経営されているそうです。
もう一度、自分と同じベクトルを向いたパートナーを見つけることができ、自分の夢だったお店を商店街の中に構えました。
今回のお話を受けて自分の好きなもの、趣味を突き詰めていった先にしかできない形があり、その好きなものを自分自身が最後まで信じきり形にするという強い軸を持つことが今回の1番の学びでした。
自分も今後はさまざまなものに触れ、自分に積極的に投資をして心から好きになれるものを見つけていきたいです。

柳ヶ瀬商店街を散策して感じたこと

柳ヶ瀬商店街はとてもレトロな商店街という第一印象を持ちました。
昔ながらの映画館や個人商店、喫茶店が立ち並んでいました。その中にも廃ビルを改装して保育施設や市民運動施設に形を変えているところもいくつか見受けられ、時代の流れに沿って今あるべき形、需要のある形に姿を変えている施設も見学しました。
でも、その中でも変わらないものは個人商店の店主の想いでした。
柳ケ瀬商店街林理事長のお話を聞いた時に、地域の商店街は街のセーフティネットであり、柳ヶ瀬商店街ならなんとかなるかもしれないという昭和の名残の話を聞きました。
それほど商店街が市民に与える影響は大きく、いつまでも街の中心に立っているものではないでしょうか。
自分が生まれた街にも商店街があるのですが、今回の林さんのお話を聞いて、商店街がもたらす効果と個人店主の想いを自分たち若い人たちが汲み取り、後世に繋げていかなければいけないと感じました。

林さんとゼミ生の記念写真

この合宿を振り返って

今回の岐阜合宿はとても充実した2日間でした。
過去に岐阜に1回訪問したことがあったのですが、そこでは見ることや聞くことができない岐阜県の産業構造や商店街の店主の方々の想いに触れることができました。
それぞれの地域にはそれぞれの思いがあり、人口減少や少子高齢化の問題がある中で、街が一丸となってより良い方向にベクトルを向けていることも知りました。
武蔵野大学アントレプレナーシップ研究所と岐阜市が提携を結んだことをきっかけに、自分たちも岐阜県で新たな形として価値を創造していけるよう、頑張ります!!

柳ヶ瀬商店街 集合写真

今回ご協力いただいた皆様

美濃加茂市長       藤井様
岐阜市長         柴橋様
柳ヶ瀬商店街理事     林様 
             岡田様
カンダまちおこし株式会社 田代様
NPO 法人ORUGAN      蒲様
NPO法人G-net                         南田様
             馬場様
岐阜大学         高木様
岐阜新聞         馬田様
その他関係各所の皆様方

本当にありがとうございます!



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