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バレーボールシューズ選び

目次
・初心者こそバレーボールシューズはしっかり選ぼう
・バレーボールシューズと室内履き
 (体育館シューズ)との違い
・バレーボールシューズを選ぶ際のチェックポイント
 ポジション別も
・バレーボールシューズのおすすめのメーカー
・シューズの寿命・買い替え時期はいつ?

 バレーボールシューズ選びのポイントを押さえて、自分のプレースタイルに合った一足を見つけてください。シューズ1つでプレーのしやすさが格段に変わります。ぜひ今回の記事を参考にして、お気に入りのシューズで最高のパフォーマンスを目指しましょう。

・初心者こそバレーボールシューズしっかり選ぼう

バレーボールシューズはクッション性と柔軟性に優れ、バレーボールをより快適にプレーできる靴です。ローカット・ミドルカットなど種類が豊富で、ポジション別におすすめのものが異なります。
 
デザインや値段だけで選んでしまうと、ケガにつながったりいいパフォーマンスができなかったりする可能性があります。そのためバレーボールを習い事や部活で始める中学生などのジュニアや初心者こそ、慎重なシューズ選びが大切です。

バレーボールシューズと室内履き(体育館シューズ)との違い


「室内履きと併用してもいいのでは」と考えがちですが、バレーボールシューズは各メーカーがよりよくパフォーマンスができる様に、さまざまな研究をし開発しています。動きやすいようにアッパーの部分が柔らかい素材で作られているものや、ソールの部分もクッション性やグリップ力が強い物が使われています


逆に、室内履き(上履き)は、土足厳禁の場所で履くものでありスリッパなどのタイプも含めて室内専用の履き物を指します。このように、室内履きとバレーボールシューズでは機能性が違うので、専用のシューズの購入をおすすめします

バレーボールシューズを選ぶ際のチェックポイント|ポジション別も

・形状タイプは主に2種類

形状は大きく分けてローカットタイプ・ミドルカットタイプに分かれます。それぞれにメリット・デメリットがあります、自分のプレースタイルに合ったものを選びましょう。

動きやすいローカットタイプ

ローカットとは、足首周りが低め(踝の下)にカットされているタイプのシューズです。その分、軽量で足首周りの可動域が広く動きやすいのが特徴です。軽量で体への負担も少ないので、成長途中の中学生や初心者におすすめします。
足首の安定性が低いためジャンプの際の着地がブレたり、ジャンプを繰り返すと疲れやすいなどのデメリットがあります。

・安定性・クッション性の高いミドルカットタイプ



ミドルカットとは、足首周りが覆われているタイプのシューズです。しっかりした作りなのでクッション性が高く、足首が固定されるので、足首をひねるなどのケガの防止にもつながります。ジャンプの際の着地が安定したり、ジャンプを繰り返しても疲れにくいのが特徴です。

ローカットより重量があり足首周りの可動域が狭いので、左右の移動に動きにくさを感じる場合があります。履き慣れると動きにくさを感じにくくなる場合もあるので、ミドルカットの履き心地が気になる方は試してみるのもおすすめです。

・プレーに関わるポイントをチェック

バレーボールシューズは、俊敏性ソールやアッパーに重要な役割があります。自分のプレイスタイルに合ったものを選ぶとプレーの質の向上が望めます。



バレーボールシューズは、ソールの役割が重要になります。ソールとは靴の土台の部分で、構造はインソール(中敷き)・ミッドソール(インナーソール)・アウトソール(靴底)となっています。バレーボールはジャンプや俊敏な動きを求められるので、クッション性・グリップ力・屈曲性・反発性が重要になってきます。


  • クッション性が高いミッドソール:着地の際の衝撃を和らげ足首や負担を減らせる

  • グリップ力があるアウトソール地面をしっかり捉えプレーがしやすく、ケガの防止にもつながる

  • 屈曲性があるソール:足裏のフィット感を高め、俊敏な動きを繰り出すための蹴り出しを助ける

  • 反発性のソールジャンプのしやすさを助ける

このようにソールにはたくさんの機能性があるので選ぶ際は、それぞれのシューズの特徴を確認しましょう。

アッパーは柔軟性のあるものがおすすめ


アッパーとは、シューズの上の部分(ソール以外の所)です。俊敏性が求められる競技なので、アッパーは動きやすい様に柔軟性のあるメッシュなどの素材がよく使われています。

メッシュ素材は通気性もありおすすめです。耐久性を出すために合皮とメッシュとの混合のアッパーもあます。使用頻度が多かったり、動きの激しいプレーが多い方におすすめです。

重さをチェック


バレーボールシューズを選ぶ際は、ジャンプのしやすさ・動きやすさ・負担の少なさから軽量なものがおすすめです。しかし、軽量な物の中にはソールが薄くクッション性に欠ける場合があるので、ソールの機能性をチェックしつつ、自分のプレイスタイルに合うものを選ぶようにしましょう。

初心者・中学生・女性向けや俊敏性を求められるセッターやレシーバー向けのシューズは、軽量のものが多い傾向です

ポジションに合わせて選ぶ

ポジションによっては、シューズのメリットだった機能がデメリットになってしまう場合もあるので要注意です。ここではスパイカー・セッター・レシーバーのポジション別のポイントについて解説します。

スパイカー

アタックを多く打つスパイカーは、他のポジションよりもジャンプをする場面が増えます。そのため、ジャンプの衝撃をやわらげるクッション性の高さと軽量さが重要なポイントです。形状は着地時に足首が固定されるミドルカットタイプが適しています。

セッター

スパイカーにトスを上げるセッターには、ジャンプよりも敏捷性のある動きが求められるので、足首の動きやすさとアッパーの柔軟性が重要です。そのため、軽量でローカットタイプのシューズが向いています。加えてグリップ力も優れていると、より動きやすいです。

リベロ

相手のサーブ・スパイクを受けるレシーバーやリベロは、ボールの着地点に素早く移動する必要があるため、前後左右への瞬発力のある動きが求められます。そのため、軽量でアウトソールのグリップ力が高く・足首を動かしやすいローカットのものがおすすめです。

さまざまな種類のシューズがあるので、お気に入りのデザインやカラーを取り入れてみましょう。練習着やユニフォームの色と合わせたり、あこがれの選手とお揃いや日本代表モデルを取り入れたりしてみるのも楽しいです。たとえば青は女子日本代表のシューズにも採用されている色です。また、赤・ピンク・オレンジといった暖色系は、気持ちを高める効果があります。黒や白は年齢・性別を選ばず、ユニフォームにも合わせやすいので無難です。
自分に合った一足を見つけてみてくださいね。

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